Olivia Newton John - Two Of A Kind



歌手業と女優業の両立、しかもどちらもある程度の成功をとなるとなかなか難しい。マドンナはそれがやりたくて何度も何度も映画に挑戦したが今でも女優マドンナという印象はない。それは歌手業があまりにも彼女のシンボルになりすぎたためでもあるが。ベット・ミドラーはどうだろう?どちらかというと今では女優さんって感じだけど、やっぱ歌も歌えば上手いのでどちらも認められているタイプで珍しい成功だね。で、そこまではいかないけど、それなりに時代を制した人が、オリビア・ニュートン=ジョンというオーストラリア女性。名前は有名なのだが、実際に何を知っているのだろうという段になるとなかなかこれがまた…(笑)。
人によって彼女の名を聞いて思い浮かべる曲なりアルバムなり映画なりってのが異なると思うんだけど、自分的には珍しいことに「セカンド・チャンス」という映画での主題歌を歌っているオリビアなのだ。「Twist of Fate」っつうんだけど、このプロモがエラく輝いていて…、ま、実際にブロンドの髪が光に輝いているビデオだったんだけど、それと曲が悲愴感あって好きだったから。過去の作品ってアイドル路線っぽいのからディスコ調だったりして彼女の音楽の個性ってのはメロディはともかくアレンジは時代の流れに会わせている部分があったのでそう言う意味ではこの「Twist of Fate」ってのは宙ぶらりんだったのかもしれないし、多様化してきた時代の初期だったからこうなったのかもしれないが、良い。売れたんだよね、これ。映画は全く売れなかったらしいんだけどサントラは割と有名になったはず。ジョン・トラボルタとの二度目の映画共演ってのも話題だったらしい。
もちろん最初は「グリース」ですな。ただ、オリビアと映画って云ってピンと来るモノって一番多いのは「ザナドゥ」だろうなぁ…。半分ELO半分オリビアのあれね。自分的には全然通ってないのでよく知らないけど、話題的にいつもオリビアは「ザナドゥ」って云うのを聞くので、勝手にそう思ってるんだけどさ(笑)。あと、単独で一番メジャーなのが「フィジカル」かな。これはね、あちこちでよく流れてたなぁ。もちろん遊びに行った先での話♪
その後結婚出産というお決まりのコースで自国に戻り世に出る回数が減ってきたみたいだけど、やっぱりこの時代の人は21世紀になるとみな復活してくるんだよな。そういうわけで今年の3月にはなんと来日公演をやったらしくて結構ノスタルジックなファンで盛り上がったと聞く。日本って凄いよなぁ、そういう人が来てもしっかりビジネスさせてあげちゃうんだから大したもんだ。


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