The Allman Brothers Band - Eat a Peach

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The Allman Brothers Band - Eat a Peach (1972)
Eat a Peach (Dlx) (Exp)

 小さなアンプ一個持っててそれで歌とギターの音両方出して講演会とかしたいんだけど出来る?なんて質問もあって、普通にミキサー通せば出来るけど、なるほどね、確か簡易的なミキサーみたいなのあったよな、と何故か知ってたから教えてあげた。4in1outでそれぞれにボリュームだけ付いてるから一応調整できるという代物で4千円未満という安さ、時代は変わったものだ。…とは言え、昔なら二股のインプットをそのまま挿してたかな(笑)。

 1972年リリースのThe Allman Brothers Bandのデュアン最後の録音となった「Eat a Peach」。とは言え、デュアン参加は三曲の新曲のみで、他はデュアン抜きのが3曲、そしてフィルモアのライブから三曲という変則的な作品。いつしかデラックス・エディション盤「Eat a Peach」が出ていて、何とも驚いたけど、あのフィルモアライブのアウトテイクが入ってた。それ、凄いんじゃね?って。もともとの「Eat a Peach」は昔聴いたんだけどあんまりピンと来なくて…ってのは冒頭からカントリーフレイバーの曲でどうにも…ってのがね。真ん中のライブもあまり好みのライブじゃなかったしね。んでデュアン参加の曲は聞くけど、そういうギターってのも…ってなことで自分的には縁遠かった。

 んで聴いてて思ったけど、こんなにAllman Brothers BandってGrateful Deadみたいなサウンドだっけ?とその共通点にちょっびっくりした。もっと南部のブルースバンドな印象だったけど、割とフリーにやってたんだなぁと。フィルモアのアウトテイクライブなんてもうそんなのばっかりで、正にGrateful Dead的フリージャムに近い曲が延々と続けられてるんだもん。良いよねぇ、そこでなんかブルースモードじゃなくてジャズ的なモードでのギターソロが延々と弾かれてるという…、そういうバンドだったのかと再認識。サザンロックの筆頭格、なんてのはほんの一部の話で、実はジャムバンドですという事だったワケ。んで、聴いてると気持ち良くてね、大らかで正にアメリカ的でカントリーチック。デュアンのギターもそんな感じだから思い切りレイドバックした音なんだなぁ。のんびりした時に聴ければ良いけど、そういう時間がなかなかないから自分的にはあまり好まないだけだったのか、ってことに気づいたから老後の楽しみにするかな、デッドと一緒に(笑)。






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フレ
Posted byフレ

Comments 3

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jamken  

こんばんは、グレイトフルデッドは、ライブデッドしか聞いていませんが、あの雰囲気と、マウンテンジャムの感じは確かにダブりますね。いいんですよね、あの延々とやる感じ。むしろ、ずっと聞いていたくなる。

2016/03/05 (Sat) 23:43 | EDIT | REPLY |   
デューク中島  
フィルモア ライブ盤での順番

レコード時代に EAT A PEACHでマウンテンジャムを聴いた時に フィルモア ライブのWHIPPING POSTが終わって始まる次曲のイントロと同じで、次に これを続けてやったのか?と思ったのが、後に出たCD長尺盤で 確認出来ました。20数分の曲と 30数分の曲を続けてやるって アンビリバボーです。

2016/03/06 (Sun) 15:55 | EDIT | REPLY |   
フレ  
ジャムセッション

>jamkenさん
うん、あのダラダラにハマると良いですよねぇ。

>デューク中島さん
時代ですなぁ。そして2つのアルバムに分けて入れてるそれに気づくのも流石です…。

2016/03/13 (Sun) 21:49 | EDIT | REPLY |   

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