Ian Gillan Band - Child In Time
4 Comments
Ian Gillan Band - Child In Time (1976)

70年代の英国のロックはメジャー級もB級も人の出入りも盛んだし、そりゃもう調有名なミュージシャンだって普通にB級なのに参加してたりその逆も然り。そりゃたまたま売れたか売れなかったかっていうだけの違いだから交友関係的に特に差が出るものでもなかったのだろうけど。それでも外から見ればこの人誰?ってなのと組んでバンドやったりするとかね、やっぱよくわからんのです。でも、そういうのが結構多いし、ソロアルバムなんかはそれが普通だから自分の偏見が間違っているのだろう。
イアン・ギラン・バンドってのはもちろんパープルから離脱したイアン・ギランがシーンに復活する時のバンド名で、バンド名ってよりも個人名の方がメジャーだったが故のバンド名なんだろうが、当時から相当評判が悪く、自分もまるで聴いたことがなかった。今回の流れで初めて聴きましたイアン・ギラン・バンドの「Child In Time」。1976年リリースの作品で、もちろんイアン・ギラン・バンドとしてのデビュー作品となるのだが、英国ロック好きなら聴いてておかしくないアルバムなんだけど、自分は中途半端に名前を知ってた人なので避けてた、ってか聞く必要を感じなかったってのが大きい。イメージってのは怖いね、イアン・ギランでしょ、ハードロック系で叫んでるだけなんだろうな、って勝手に思ってるもん。イアン・ギランがどういう音楽性が好みかなんて知らないし。
ところがだ、この「Child In Time」を聴いて一発目からしてびっくり。何じゃこりゃ?普通にB級バンドな音じゃないか(笑)。しかも相当センス無い作品が並ぶ所も見事で、オリジナル性が低く、どこかニューオリンズ風な作品の中であの声が響く…、こういうノリのリズム中心で歌うのが好きだったのか…、まぁ、暑苦しいところに暑苦しく歌うってのはありだけどさ、なんて思ってたけどベースがやけにフレージング弾きながらファンキー風で後乗りで存在感を示している…、ジョン・グスタフソンとある…、なんだ、Quatermassの方じゃないですか、納得。その辺からすると結構面白そう♪ってなっちゃうのがミーハーですね、イアン・ギランって名前がどうでも良くなっちゃってきて、英国B級バンド的な聴き方になるわけ。するとこのレイ・フェンウィックってギターの人、スゲェ良いギター弾くじゃないか、って。何処のバンドに行ったんだろ?と思っても特になく、イアン・ギランとの活動が一番メジャーのようだ。良いギター弾くのにねぇ。
全体的にニューオリンズ風味があってグリグリやってるんだけどやっぱりイアン・ギランの歌なので軽やかなサウンドにはならず、結果的にはパワフルなニューオリンズな音に仕上がっているというジャンル、ジョン・グスタフソンのベースがやたらロック感出してるのが自分的には引っ張られるね。それにしてもここで「Child In Time」ってなんでやる必要があったんだろう?

70年代の英国のロックはメジャー級もB級も人の出入りも盛んだし、そりゃもう調有名なミュージシャンだって普通にB級なのに参加してたりその逆も然り。そりゃたまたま売れたか売れなかったかっていうだけの違いだから交友関係的に特に差が出るものでもなかったのだろうけど。それでも外から見ればこの人誰?ってなのと組んでバンドやったりするとかね、やっぱよくわからんのです。でも、そういうのが結構多いし、ソロアルバムなんかはそれが普通だから自分の偏見が間違っているのだろう。
イアン・ギラン・バンドってのはもちろんパープルから離脱したイアン・ギランがシーンに復活する時のバンド名で、バンド名ってよりも個人名の方がメジャーだったが故のバンド名なんだろうが、当時から相当評判が悪く、自分もまるで聴いたことがなかった。今回の流れで初めて聴きましたイアン・ギラン・バンドの「Child In Time」。1976年リリースの作品で、もちろんイアン・ギラン・バンドとしてのデビュー作品となるのだが、英国ロック好きなら聴いてておかしくないアルバムなんだけど、自分は中途半端に名前を知ってた人なので避けてた、ってか聞く必要を感じなかったってのが大きい。イメージってのは怖いね、イアン・ギランでしょ、ハードロック系で叫んでるだけなんだろうな、って勝手に思ってるもん。イアン・ギランがどういう音楽性が好みかなんて知らないし。
ところがだ、この「Child In Time」を聴いて一発目からしてびっくり。何じゃこりゃ?普通にB級バンドな音じゃないか(笑)。しかも相当センス無い作品が並ぶ所も見事で、オリジナル性が低く、どこかニューオリンズ風な作品の中であの声が響く…、こういうノリのリズム中心で歌うのが好きだったのか…、まぁ、暑苦しいところに暑苦しく歌うってのはありだけどさ、なんて思ってたけどベースがやけにフレージング弾きながらファンキー風で後乗りで存在感を示している…、ジョン・グスタフソンとある…、なんだ、Quatermassの方じゃないですか、納得。その辺からすると結構面白そう♪ってなっちゃうのがミーハーですね、イアン・ギランって名前がどうでも良くなっちゃってきて、英国B級バンド的な聴き方になるわけ。するとこのレイ・フェンウィックってギターの人、スゲェ良いギター弾くじゃないか、って。何処のバンドに行ったんだろ?と思っても特になく、イアン・ギランとの活動が一番メジャーのようだ。良いギター弾くのにねぇ。
全体的にニューオリンズ風味があってグリグリやってるんだけどやっぱりイアン・ギランの歌なので軽やかなサウンドにはならず、結果的にはパワフルなニューオリンズな音に仕上がっているというジャンル、ジョン・グスタフソンのベースがやたらロック感出してるのが自分的には引っ張られるね。それにしてもここで「Child In Time」ってなんでやる必要があったんだろう?
- 関連記事
-
- Deep Purple - Shades of Deep Purple
- Ian Gillan Band - Child In Time
- Deep Purple - Stormbringer