Faces - Snakes & Ladders

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Faces - Snakes & Ladders (1976)
スネイクス&ラダーズ(ベスト)(紙ジャケットCD)

 あまり知らないけど興味あるっぽい音楽に手を出す時には手頃なのがベスト盤ってヤツでして、自分もどんなもんかな、って聴いてみる時にはその辺から手を出すってこともあったけど、やっぱりそれは最初だけで、やっぱりオリジナル盤を最初から聴いていくのが筋だろ、ってなってレコードを集めていった。ベスト盤ってお得なんだけどどうもそれじゃない、ってのもあってあまり好んでは聴かない。特に好きになったバンドは。でも、やっぱり入り口としては適当だろうし、どれもこれも凄い曲のバンドじゃなきゃベスト盤で事足りるってのもある。いつしかベスト盤に求めるものはそれにしか入らないオマケの曲だったりヘンな編集だったりするというニッチさ加減…。

 Faces聴きたくなってね、ベスト盤だけど手頃で、更にシングル収録曲が入ってるからってことで手に入れていた「Snakes & Ladders」。最初の「玉突きリチャード」だけがシングル収録曲、アルバム未収録曲だったからって事だけで入手したんだが、そういうの昔は多かった。それだけのためにアルバム買うとかね。それも楽しみだったから良い思い出だが、今じゃ曲聴きたきゃDLかな〜って時代?でもさ、案外そうでもないんだよね、ロックの世界は。やっぱり簡単にはDLする所に無かったりするからCD探したりするしさ。編集盤ってのは再発されなかったりするから結構レアになっちゃったりもするんで、アイテム価値的には楽しめる。

 この「Snakes & Ladders」はそのR&Rな一曲がさすがFacesと唸るばかりのナンバーでそりゃもちろんベスト盤だから聞き所満載のチョイスなんだけど、何かしっくり来ないな〜、何でだろ?アルバムとしての空気感のパッケージが無いからか?オリジナルアルバムばかり聴いてたから曲順に違和感あるのもあるか。FacesってレコードだけだとなかなかそのR&Rぶりがわかりにくくて、割と器用だから繊細なアコースティックも出したりするし一筋縄でいかないバンドだもんね。ロッドの歌声もやっぱり凄いしロン・ウッドもギター的ではないギターと曲へのアプローチは斬新ですらあるし、今でもこういうギター弾く人は少ないしさ。やっぱりこういうR&Rはかっこいいな。落ち着いて楽しめるR&Rです♪

 そうそう、それでYouTubeでビデオ漁ってたら驚くことに山内テツと一緒にやってるライブ映像があってさ、なんかカッコイイじゃないか〜って。こんなのは見たことなかったな〜、チェックがお粗末だからしょうがないが、いいもん見れた。





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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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jamken  

今日は、お邪魔いたします。
フェイセスは無性に聞きたくなるときがありますね。
その時、このベスト盤を選ぶときがありますね。
しかしこのYOUTUBEの山内さんを見ているとなんだか複雑な気持ちになります。

2015/04/04 (Sat) 17:12 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>jamkenさん

何だかんだとちょくちょく聴いてますねぇ。
結構アコースティックだし、トラッドな部分も多いから聴きやすいんですかね。
テツさん、やっぱ凄いと思いますよ、この時代にフリー、フェイセスですから。

2015/04/06 (Mon) 21:44 | EDIT | REPLY |   

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