The Dogs D’Amour - King of the Thieves
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The Dogs D’Amour - King of the Thieves (1989)

そうか、80年代末期のシンプルなR&R回帰って、そういえばバッドボーイロックの復権みたいな事とリンクしているのかと今更ながら納得した。LAメタルからの流れでは全然そういうの気にしなかったけど…、Faster Pussycatとかもその類だったんだろうな。でも、この辺りで面白いのはいつだって英国からその刺客が現れてくるって事で、当時はあんまり意識しなかったけど大抵英国のバンドがシーンの変わり目には介在しているものだ。今回はそんなバンドのひとつとなったThe Dogs D’Amourに登場願おう♪
ファーストの「Dynamite Jet Saloon」は割とインパクトあったんだが、それは多分バッドボーイ的なルックスがあったからで、その派手なルックスはLAメタルの連中と大して差がなくシーンに受け入れられたが、やってる音が実にシンプルなR&Rで、当然ながらニューヨーク・ドールズ系と言う方がしっくり来るタイプだったんだが、LAメタル好きな連中が聴いたもんだからどうにも…ってな話。それでもファーストの「Dynamite Jet Saloon」はそこそこだったと思う。今回はその後にリリースされたセカンド・アルバム「King of the Thieves」で、1989年にリリースされた作品。The Dogs D’Amourとしては特に何かやってる事が変わったわけでもなく、ただ普通に自分たちが得意とするR&Rをキャッチーに打ち出した作品で、バンドカラーとしてはそのままの作品だったんだが、時代とのマッチングがイマイチだったのか、自分なんかは全然聴かなかった。おかしいな…何でだろ?それくらい一瞬のバンドでしかなかったって事なのだが、多分現実的には来日公演も果たしまだまだ人気があった頃だったのかもしれない。
それはともかく、この「King of the Thieves」だが…、原点回帰も何もなく今アルバムとして聴いた場合にあまり面白いところも見当たらず垂れ流し的なR&Rになっちゃってるかな…、キャッチーで多様性のある音だし、スライドやコーラスなんかも出てきて色々な事やってるし、英国だから素直にアメリカンなR&Rだぜ〜ってほどに脳天気ではないのでストーンズみたいな味はあるんだけど、どうにも曲が面白くない。ジョージア・サテライツほどゴツさはないし、何とも微妙な位置づけになってしまった感じ。そんなアルバムと時代が90年代に入る所からメジャーシーンから名を見ることが少なくなってしまったバンドのひとつ。一般的にはどう評価されてるんだろう?バッドボーイロックの一環でしか出て来ないだろうけど、今でも活動している…のかな?割と新作みたいなのは多いんで…。

そうか、80年代末期のシンプルなR&R回帰って、そういえばバッドボーイロックの復権みたいな事とリンクしているのかと今更ながら納得した。LAメタルからの流れでは全然そういうの気にしなかったけど…、Faster Pussycatとかもその類だったんだろうな。でも、この辺りで面白いのはいつだって英国からその刺客が現れてくるって事で、当時はあんまり意識しなかったけど大抵英国のバンドがシーンの変わり目には介在しているものだ。今回はそんなバンドのひとつとなったThe Dogs D’Amourに登場願おう♪
ファーストの「Dynamite Jet Saloon」は割とインパクトあったんだが、それは多分バッドボーイ的なルックスがあったからで、その派手なルックスはLAメタルの連中と大して差がなくシーンに受け入れられたが、やってる音が実にシンプルなR&Rで、当然ながらニューヨーク・ドールズ系と言う方がしっくり来るタイプだったんだが、LAメタル好きな連中が聴いたもんだからどうにも…ってな話。それでもファーストの「Dynamite Jet Saloon」はそこそこだったと思う。今回はその後にリリースされたセカンド・アルバム「King of the Thieves」で、1989年にリリースされた作品。The Dogs D’Amourとしては特に何かやってる事が変わったわけでもなく、ただ普通に自分たちが得意とするR&Rをキャッチーに打ち出した作品で、バンドカラーとしてはそのままの作品だったんだが、時代とのマッチングがイマイチだったのか、自分なんかは全然聴かなかった。おかしいな…何でだろ?それくらい一瞬のバンドでしかなかったって事なのだが、多分現実的には来日公演も果たしまだまだ人気があった頃だったのかもしれない。
それはともかく、この「King of the Thieves」だが…、原点回帰も何もなく今アルバムとして聴いた場合にあまり面白いところも見当たらず垂れ流し的なR&Rになっちゃってるかな…、キャッチーで多様性のある音だし、スライドやコーラスなんかも出てきて色々な事やってるし、英国だから素直にアメリカンなR&Rだぜ〜ってほどに脳天気ではないのでストーンズみたいな味はあるんだけど、どうにも曲が面白くない。ジョージア・サテライツほどゴツさはないし、何とも微妙な位置づけになってしまった感じ。そんなアルバムと時代が90年代に入る所からメジャーシーンから名を見ることが少なくなってしまったバンドのひとつ。一般的にはどう評価されてるんだろう?バッドボーイロックの一環でしか出て来ないだろうけど、今でも活動している…のかな?割と新作みたいなのは多いんで…。
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