Buffalo - Volcanic Rock

日夜チマチマと発掘できる音楽なら良いけど、やっぱり精神的ゆとりや時間的ゆとり、それにどんだけ孤独かなど、そういうのが無いとなかなかじっくりと新たな発掘や深堀りがきちんと出来ないので、それなりに環境が必要になります。ってことでやっぱり自分がくつろげる時間やそれだけのゆとりがある時間にしかハマり切れない。ただ、ハマろうと思ってハマるワケじゃなくて何気なく漁ってるとそうなっちゃうってのが多いので実際はどっちが先なのかよく分からんが…、何の話だろうね、まぁ、ほっときましょう。
そんな時間の中、コイツは久々に来た!みたいに感動したアルバムの一つです。バッファローってバンド…ダサいなぁ、どうしてこういうバンド名付けたか知らないが、Baffaloって言うオーストラリアのバンドの1973年の作品…2枚目かな?「Volcanic Rock」ってタイトルで、それなりに知られているバンドらしい。日本じゃ全く知られてなさそうだし、多分オーストラリアではそれなりに、ってことだろうと思う。ところが面白いのは何と全盛期のVertigoからアルバムがリリースされている作品で、そうれはそれは…って話で、自分的にはそれだけで聴く価値200%アップ(笑)。カタログから漁ってったこともあったけど、記憶に無いな〜このバンド。見つけられなかっただけだろうか。それでも今出会えたからいいや。
「Volcanic Rock」を聴いてみると期待通り裏切られることなくヘヴィハードサイケ的な音がグイグイと出てきます。Black Sabbathの因子を含みながらもうちょっとハードロック寄りな音で、それほど凝ったことをしているワケじゃないから元祖ハードロック郡として聴ける範疇、それでもさすがVertigo、オージーらしさなんて皆無で紛れも無く英国B級ハードロックの世界を踏襲した傑作の一部。当然ながらサバス+ヒープの構図で個性を放っているし、割とキャッチーな楽曲や取り付きやすい音でもあるので面白い。ブルース的なプレイもあったりするけど全然ブルースになってないとかさ(笑)、いいねぇ、こういうの。
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