Rainbow - Live in Germany 1976

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Rainbow - Live in Germany 1976 (1990)
Live in Germany 1976

 先日ふと思った。もしかしたら映画とか音楽とかエンターティメントの世界ってもうネタ切れてて娯楽というジャンルそのものが無くなるんじゃないだろうか?などと。何気に映画見てても全然面白くないし、どこかで見たことのあるような話ばかりだし、アクションやSFだと最先端の技術を駆使した映像が、みたいになるのだろうけどストーリー自体に新鮮さがあるものはほとんど無いワケで、だからアニメの実写版とか日本映画からのリメイクとか出てきてネタ切れでしょ?ってことはそのうち枯渇するのか?枯渇しないまでも見る側が飽きるんじゃないか?と。それは自分が色々見たり聴いたりしすぎてるからか?音楽ももしかして同じ末路辿ってるのでは?と思ったり。実際音楽も映画もタッチしなくなっていく人多いしさ、それってもしかしてコンテンツの使い回しに飽きたってこと?とかね、思ったわけです。実際にそうなることはないのだろうけど…。

 コージー・パウエルとジェフ・ベックって技術的にはおかしくない組み合わせではあるけど音楽志向としては結構ヘンだな~って思っちゃってさ、まぁ、二人共器用だから渡り鳥のように好きなことやっていけた人達なんだが、コージー・パウエルかぁ…とふと目に付いたのがRainbowの「Live in Germany 1976」というライブアルバム。1976年かぁ…全盛期だよな~と。ご存知のように自分はRainbowって全然詳しくないです。どうしてもストラトの歪んだ音があまり好きになれなくて、聴きにくいんです。耳障りがよくないと言うか…。それ言うとリッチー信者にはいつもああだこうだと言われるんですがね、しょうがないんだよ、それは。ただ、カッコ悪いとは思って無くてカッコ良い曲作るな~とかバンドアンサンブル好きなんだな~とか単純なハードロックじゃないしな、ってのはあってつまみ食い程度でしか聴いてないけど一応全部聴いてる。んで、今回はライブ盤「Rainbow - Live in Germany 1976」なんだけど、これさ、2枚組で収録曲数は凄く少ないんだよな…ってことは一曲が長いってことでインプロ的には色々やってるトコがライブの醍醐味。ただ、どうしてもバンドのバトルというよりはリッチーの自由奔放さぶりの発揮とかコージー・パウエルのドラムソロとかそうなっちゃって自分の好きなバンドの音がぶつかり合うってんじゃない…故に怠惰に聞こえてしまう部分もあって何とも。若い頃に聴いてればハマったかもしれないけど…。

 それとディオの歌もあんまり好みじゃないんで…いや、好き嫌いだけのお話です。で、結局Rainbowにハマる要素が少なかったワケです。だからこのライブアルバムがどんだけ凄いのか、ファンにとってどんだけの価値が有るのかってのはまるでわからんです。熱気あるライブで充実しまくってるってのはわかるんですが…しかしどの曲もブリティッシュハードな音してるなぁ…。何でダメなんだろ(笑)。ちょっと垢抜けている部分が物足りないと言うか足が出ているっつうのか…。

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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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iufanyama  

これは当時で言う「Rainbow on stage」ですか?
LPレコード持ってました。

2013/12/29 (Sun) 20:07 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>iufanyamaさん

いや、「On Stage」とは別モノの音源ですね。

2013/12/30 (Mon) 13:14 | EDIT | REPLY |   

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