Roxy Music - Country Life
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Roxy Music - Country Life (1974)

先日電気屋をフラついてて、久々にオーディオコーナーを覗いてみたのだが、今の時代のオーディオ機器って昔と違って色々な機能を持ち合わせているモノだな〜なんてマジマジと見入ってしまった。ミニコンポの形態そのものもかなり変わっているし、端子だってUSBやiPod用のが付いてたりして全然違う。そしてアンプなんかももう感覚が全然違ってて作る側も結構大変だろうな、などと余計な事を考えつつまったりと古くから変わらない多数のスピーカーの前で種類を満喫していた。やっぱり大型のスピーカーを前にして聴く音楽ってのが一番ゆとりを感じるし音楽に身を任せられるっていうのがいいな。そのためには家とか部屋とかから手に入れないといけないので簡単にはいかないんだが(笑)。昔面白い話があってさ、バンドやる時に一番カネかかるのはギタリストだ、と。ギターそのもののプライスよりも結局マーシャル欲しくなるからマーシャル買うでしょ、とするとライブ会場に運ぶってのを考えると車が必要で、車も買わないといけないんだよ、みたいな話。
ロキシー・ミュージックが1974年にリリースした4作目の「Country Life」。やっぱりどうしたってジャケットに目が釘付けになるのは多分今の時代も同じなんじゃないだろうか。レコード時代はホント、マジマジと眺めたくなったもん…って眺めてたもん(笑)。自分が「Country Life」を知った時ってのはリアルタイムじゃなかったから色々な噂を聞いた後なので余計にマジマジと見入ってしまったよね。知らない人はまず普通にこのジャケットを見てくれれば良いんだけど、いや、エッチだね〜ってんじゃなくって違和感をどこかに感じませんか?ってヤツ。感じなきゃそれでいいんだけど、何かおかしい…って思った人、正解です。いずれもドイツ人らしいなんだけど、左側は普通に女性、右側は元男性で性転換手術等により女性になったらしい。コレはホントかどうかわからんですが、納得できる違和感はある。そしてシースルーの下着姿ってこともあって右側の元男性の陰部のヘアーが写ってるってことで日本では輸入規制対象になったらしい。アメリカだかカナダだかではジャケットから女性二人共いなくなったバックの木々だけが写ったジャケットに変更されてたりするので、昔からなんで女性がいるジャケットといないジャケットがあるのかちょっと不思議だったが、ま、あのジャケットならどっかで消されてもおかしくないか、とは思ったな。今見てもなかなか官能的なジャケットでいいね。
で、音。自分はロキシー・ミュージックって苦手な部類、っつう掴み所のないサウンドという印象で、あまり得意ではない。なかった。が、この「Country Life」を聴いていると結構好きな音だった、ってことに気づいたのだな。特にA面のモダン・ポップと呼ばれるちょいとキャバレーチックな綺羅びやかさ感が良くってね、デカダンでモダンな云々ってよりもチープな場末の音ってのが頼もしい。もちろんそれはバンドの音のイメージであって、音を聴いててなんか面白いな〜、ベースとかも結構動いてていいラインだな…なんてふとクレジット見たりするとベースはジョン・ガスタフソン=Quatermassが参加しているらしい。ほっほ〜ん…そういう流れですか♪英国ロックの深みってのはこういうトコロにあるよねぇ、全く、んでもって鍵盤&バイオリンにはエディ・ジョブソン=キング・クリムゾンやカーブド・エアーに参加していた天才少年。そういう才能が元々音楽性の欠片も持ってなかったバンドにひとつの方向性を色付けたとも言えるかな。フィル・マンザネラのノイジーでヘンなギター、アンディ・マッケイの安っぽいサックス、ブライアン・フェリーの白々しい歌…、いや〜、どれをとってもユニークな世界です。「Country Life」、へぇ〜ってな音楽だね。
全曲どうぞ

先日電気屋をフラついてて、久々にオーディオコーナーを覗いてみたのだが、今の時代のオーディオ機器って昔と違って色々な機能を持ち合わせているモノだな〜なんてマジマジと見入ってしまった。ミニコンポの形態そのものもかなり変わっているし、端子だってUSBやiPod用のが付いてたりして全然違う。そしてアンプなんかももう感覚が全然違ってて作る側も結構大変だろうな、などと余計な事を考えつつまったりと古くから変わらない多数のスピーカーの前で種類を満喫していた。やっぱり大型のスピーカーを前にして聴く音楽ってのが一番ゆとりを感じるし音楽に身を任せられるっていうのがいいな。そのためには家とか部屋とかから手に入れないといけないので簡単にはいかないんだが(笑)。昔面白い話があってさ、バンドやる時に一番カネかかるのはギタリストだ、と。ギターそのもののプライスよりも結局マーシャル欲しくなるからマーシャル買うでしょ、とするとライブ会場に運ぶってのを考えると車が必要で、車も買わないといけないんだよ、みたいな話。
ロキシー・ミュージックが1974年にリリースした4作目の「Country Life」。やっぱりどうしたってジャケットに目が釘付けになるのは多分今の時代も同じなんじゃないだろうか。レコード時代はホント、マジマジと眺めたくなったもん…って眺めてたもん(笑)。自分が「Country Life」を知った時ってのはリアルタイムじゃなかったから色々な噂を聞いた後なので余計にマジマジと見入ってしまったよね。知らない人はまず普通にこのジャケットを見てくれれば良いんだけど、いや、エッチだね〜ってんじゃなくって違和感をどこかに感じませんか?ってヤツ。感じなきゃそれでいいんだけど、何かおかしい…って思った人、正解です。いずれもドイツ人らしいなんだけど、左側は普通に女性、右側は元男性で性転換手術等により女性になったらしい。コレはホントかどうかわからんですが、納得できる違和感はある。そしてシースルーの下着姿ってこともあって右側の元男性の陰部のヘアーが写ってるってことで日本では輸入規制対象になったらしい。アメリカだかカナダだかではジャケットから女性二人共いなくなったバックの木々だけが写ったジャケットに変更されてたりするので、昔からなんで女性がいるジャケットといないジャケットがあるのかちょっと不思議だったが、ま、あのジャケットならどっかで消されてもおかしくないか、とは思ったな。今見てもなかなか官能的なジャケットでいいね。
で、音。自分はロキシー・ミュージックって苦手な部類、っつう掴み所のないサウンドという印象で、あまり得意ではない。なかった。が、この「Country Life」を聴いていると結構好きな音だった、ってことに気づいたのだな。特にA面のモダン・ポップと呼ばれるちょいとキャバレーチックな綺羅びやかさ感が良くってね、デカダンでモダンな云々ってよりもチープな場末の音ってのが頼もしい。もちろんそれはバンドの音のイメージであって、音を聴いててなんか面白いな〜、ベースとかも結構動いてていいラインだな…なんてふとクレジット見たりするとベースはジョン・ガスタフソン=Quatermassが参加しているらしい。ほっほ〜ん…そういう流れですか♪英国ロックの深みってのはこういうトコロにあるよねぇ、全く、んでもって鍵盤&バイオリンにはエディ・ジョブソン=キング・クリムゾンやカーブド・エアーに参加していた天才少年。そういう才能が元々音楽性の欠片も持ってなかったバンドにひとつの方向性を色付けたとも言えるかな。フィル・マンザネラのノイジーでヘンなギター、アンディ・マッケイの安っぽいサックス、ブライアン・フェリーの白々しい歌…、いや〜、どれをとってもユニークな世界です。「Country Life」、へぇ〜ってな音楽だね。
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