Arktis - On the Rocks
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Arktis - On the Rocks (1976)

ココのトコロ、某氏の影響からジャーマンハードロックというカテゴリーに惹かれてしょうがなくって、それがしばらく続いているって事はやはり根本的に自分はああいうダサさ加減が好きなんだろうと云う事に改めて気づいてしまった。英国B級系のハードロックはもちっと洗練されている感があるが、それよりも更にダサい、っていうのが惹きつけるんだよ。ってもバンド名知らないし、ドイツのハードロックをじっくりと書いてあるような書籍も見当たらないし、ネットでも実はほとんど見当たらない。ドイツのロックっつうのとちょいと違う世界だから、ピンポイントのハードロックって見当たらなくて、結局アレコレと自分で調べ尽くしていくしかない。それでも某氏はそういうのをサラリと漁り尽くしててしっかりと聴いているから凄いと思う。自分もそうだけど、好きこそものの上手なれ、ってヤツですかね…。
暇さえあれば漁っているジャーマンハードロックの類い、かなり限定されていて70年代にオリジナルで活動していたバンド達、それもサイケやプログレやアバンギャルドじゃなくてポップスでもなくてハードロック限定、を探してるワケ。んで、取り敢えずYouTubeなり何なりで聴いてみて当たってみるという邪道なやり方で一旦はバンドを探し当てて行こうかな、と。
Arktisというアルバム二枚出して幻となったバンドがいて、1974年のファースト「Arktis」と1976年にリリースの「On the Rocks」がオリジナル、以降割と根強く未発表曲集もリリースされているからドイツの幻のバンドとして結構な地位を確立しているのだろうと思う。ファーストの「Arktis」はかなり自主制作に近いようで、手に入らない、ってか音をちょいと聴いてみたらとにかく手作り感満載でアマチュアレベルでしかないから、ん〜と唸っていたが、セカンドの「On the Rocks」どうかな?って聴いてみたらこれが驚くほど洗練されていて一体ファーストのダサさは何だったんだ?ってくらいで驚いたのでセカンドの「On the Rocks」を。
音的に好みか、と言われるとちょいと違うけど、女性ボーカルでちょいと聴かせる感じのあるハードロック、どうしてこうギターってのは皆が皆ウリ・ロートみたいに泣きまくるのかね?歌はジェニー・ハーンみたいなのが多いってのもまたコレ、ってとこだが…。「Since You've Be Gone」ってのがあったからちょいと驚いたけど、もちろんレインボウよりも古い時代の曲名なのでオリジナルです。レインボウがカバーしたワケじゃないです。アルバム全体を聴いてみて思うのは、ちょっと洗練されすぎたな〜という残念さ。もっとダサさが残っていてほしかったとは思う。ただ、幻のバンド扱いされるのは分かる気がする。この時代じゃなきゃいられなかった音だし、ポップスにも近づいている部分あるからもうちょいフックの効いた曲があれば快心の一発になったのかな〜とも思わなくもない。
まぁ、聴き応えは最後の「Loneliness」って20分の楽曲に尽きるだろう。これがハードロックとオルガンロックの融合で、重さ暗さ陰鬱さがちょいと欠けている?って感じはあるけどやっぱ面白い。黄金のマイナー調3コード基調ってのもその筋には好かれるし。

ココのトコロ、某氏の影響からジャーマンハードロックというカテゴリーに惹かれてしょうがなくって、それがしばらく続いているって事はやはり根本的に自分はああいうダサさ加減が好きなんだろうと云う事に改めて気づいてしまった。英国B級系のハードロックはもちっと洗練されている感があるが、それよりも更にダサい、っていうのが惹きつけるんだよ。ってもバンド名知らないし、ドイツのハードロックをじっくりと書いてあるような書籍も見当たらないし、ネットでも実はほとんど見当たらない。ドイツのロックっつうのとちょいと違う世界だから、ピンポイントのハードロックって見当たらなくて、結局アレコレと自分で調べ尽くしていくしかない。それでも某氏はそういうのをサラリと漁り尽くしててしっかりと聴いているから凄いと思う。自分もそうだけど、好きこそものの上手なれ、ってヤツですかね…。
暇さえあれば漁っているジャーマンハードロックの類い、かなり限定されていて70年代にオリジナルで活動していたバンド達、それもサイケやプログレやアバンギャルドじゃなくてポップスでもなくてハードロック限定、を探してるワケ。んで、取り敢えずYouTubeなり何なりで聴いてみて当たってみるという邪道なやり方で一旦はバンドを探し当てて行こうかな、と。
Arktisというアルバム二枚出して幻となったバンドがいて、1974年のファースト「Arktis」と1976年にリリースの「On the Rocks」がオリジナル、以降割と根強く未発表曲集もリリースされているからドイツの幻のバンドとして結構な地位を確立しているのだろうと思う。ファーストの「Arktis」はかなり自主制作に近いようで、手に入らない、ってか音をちょいと聴いてみたらとにかく手作り感満載でアマチュアレベルでしかないから、ん〜と唸っていたが、セカンドの「On the Rocks」どうかな?って聴いてみたらこれが驚くほど洗練されていて一体ファーストのダサさは何だったんだ?ってくらいで驚いたのでセカンドの「On the Rocks」を。
音的に好みか、と言われるとちょいと違うけど、女性ボーカルでちょいと聴かせる感じのあるハードロック、どうしてこうギターってのは皆が皆ウリ・ロートみたいに泣きまくるのかね?歌はジェニー・ハーンみたいなのが多いってのもまたコレ、ってとこだが…。「Since You've Be Gone」ってのがあったからちょいと驚いたけど、もちろんレインボウよりも古い時代の曲名なのでオリジナルです。レインボウがカバーしたワケじゃないです。アルバム全体を聴いてみて思うのは、ちょっと洗練されすぎたな〜という残念さ。もっとダサさが残っていてほしかったとは思う。ただ、幻のバンド扱いされるのは分かる気がする。この時代じゃなきゃいられなかった音だし、ポップスにも近づいている部分あるからもうちょいフックの効いた曲があれば快心の一発になったのかな〜とも思わなくもない。
まぁ、聴き応えは最後の「Loneliness」って20分の楽曲に尽きるだろう。これがハードロックとオルガンロックの融合で、重さ暗さ陰鬱さがちょいと欠けている?って感じはあるけどやっぱ面白い。黄金のマイナー調3コード基調ってのもその筋には好かれるし。
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