Berlin - Love Life

やっぱり普通は国名や地名などの名前をバンド名にするのはそこを知ることのない人間であって、発音だったりイメージだったり、それなりに皆さんが自分で持っている印象をバンド名にしているに過ぎないようだ。ココのトコロ、他に何か目立つのあるかな〜って思って見つけたりするんだが、マイナーなものはともかく、メジャーなものではさほど多くないかな、と。んで、「あ…」と思ったのが本日のベルリンです。そう、Berlin、ドイツですね、東西真っ二つに分かれていた時代の80年代に何とも面白いことにアメリカのカリフォルニア州オレンジ郡から出てきたバンドの名がベルリンです。No Doubtの先輩か、同じ年くらいか…、なんとなく似ているって気もするな。
テリー・ナンが圧倒的に目立っている、ってか彼女のバンドってことになっちゃってる今現在ではあるが…、そう、今でも活動してるんですよ、テリー・ナンって。数年前にはベルリン名義でライブアルバム(DVD付)の「All the Way in」をリリースしていたりするんで、30年経っても忘れてはいけない人かもしれません。
もちろん今回はその新しい方ではなくって1984年にリリースしたベルリンのセカンドアルバム「Love Life」です。何かさ〜、遠い昔にこのジャケットの記憶があるんだよなぁ…。自分も御多分にもれずベルリンを知ったのはトップガンのテーマだったワケですけどね、あの大ヒットで確か誰かにアルバムをテープに録ってもらったんじゃないかなぁ…。レコードのジャケットのイメージは多分レンタルレコード。もちろん中身の音なんて全く覚えていないので、正に30年ぶりですな、聴いたのは(笑)。
恐ろしく80年代バリバリの音です、良くも悪くも。キャッチーで軽快でダンサンブルでキュートでビートが効いてて最高にポップス。クォリティだってもちろんかなりのモノだから売れなきゃおかしいだろ、ってくらいの代物だな。ただ、まるで面白くないのはしょうがない、時代だ(笑)。時代に思い入れのある人じゃなきゃ今更じっくりとは聴かないだろ、ってアルバムでしかないのは事実だが、テリー・ナンのキュートさはなかなか良いんじゃないか?

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