Zior - Zior
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Zior - Zior (1971)

黒魔術をロックに持ち込んだので有名なのはもちろんBlack SabbathなんだけどBlack Sabbathの黒魔術の持ち込み方ってのはギーザー・バトラーの趣味ってだけでコンセプトでしかなかったし、まぁ、もちろんそれをモチーフにオドロオドロしいリフや音使いってのは相当研究して作っていたワケで、それだけで素直に音楽家なんですね、黒魔術的音楽を作る、ヘヴィロックの世界でそれを作る、というコンセプトに向かって進んでいたワケだから。一方ではホントに黒魔術を実践している人たちがたまたまミュージシャンだったっていうパターン…グラハム・ボンドなんてのは60年代半ばにそんなんだったワケで、そっちのが全然早い。ただ、コンセプトとかじゃなくてそのままだったから出てくる音はもちろん全く対照的とも言えるくらい違う。まぁ、その合間をアーサー・ブラウンがエンターティンメントとして黒魔術を扱ってはいる感じだが。
何を隠そう、Led Zeppelin…ってかジミー・ペイジだな、に興味を持ってアレコレ調べたりしてると黒魔術ってのがチラチラと出てきてさ、それがホントかどうかはともかく黒魔術に対する魅力ってのはやっぱりあって、結構調べたりしたんだよね、昔。その気になれば結構色々あって、もちろん映画とかでもモチーフにされてるのも多いし、本も結構色々出ているんでそれなりに知識を得ることは出来る。ただ、多くは考え方と呪術式のやり方とかそんなんで、そこまでやることもないから「へ〜」で終わるんだけどさ、なんか、そこから先に行ける人ってやっぱ本物、って思っちゃうんで(笑)。あくまでも知識レベルの宗教学でしかないんだけど、結局よくわかんなかった。別に白も黒も基本的に同じ魔術らしいし、結局何が違うのかってのはやっぱりいつもの如くマイナス面に進めるかプラス面に進めるかのお話。ま、スターウォーズのダースベイダーですな。アメリカは実にわかりやすい(笑)。
話が逸れた…、はい、そんなことでMonumentの元バンド、Ziorの登場です。読み方についてはザイオールって書かれてるのもあってよくわからんけど、もう25年くらいツィオールって読んでるので、そういうもんだと思ってます。アルバムは一応二枚くらい出ているみたいだけど今じゃ「Zior」というファーストアルバムのふりした作品に全部詰め込まれていて、昔一回だけレコード見かけたけどセカンドは知らなかったな。自分もCDですね、これは。肝心の音だが…、いや〜、どんだけぶりに聴いたことか、これ、結構ポップでカラフルでキャッチーだったことに驚いた。黒魔術的ってこともあんまりないし…、ただ、底辺にず〜っとモヤモヤしたものが漂っている感触の残るポップさで、それは多分オルガンによる重さだったりするのかなと。楽曲はC級に近いB級ロック…、ワンパターンなリフと適度なアドリブ演奏にカラフルな楽器陣、覚えることのできないメロディが叫ばれる、みたいな感じです。意外とリフで攻めてくるナンバーもあったりしてどんなんやりたいんだ?ってのもあるなぁ。この後の変名Monument聴いてるとそっちのはホントに黒いから、Ziorは営業用のバンドだったんかな。そしてアルバムジャケットはこれ、もちろんキーフの写真デザインですね。Black Sabbathのファーストと比べてもよく似てるタッチだしね。
これもまた全曲聴ける…CD要るのか??(笑)。

黒魔術をロックに持ち込んだので有名なのはもちろんBlack SabbathなんだけどBlack Sabbathの黒魔術の持ち込み方ってのはギーザー・バトラーの趣味ってだけでコンセプトでしかなかったし、まぁ、もちろんそれをモチーフにオドロオドロしいリフや音使いってのは相当研究して作っていたワケで、それだけで素直に音楽家なんですね、黒魔術的音楽を作る、ヘヴィロックの世界でそれを作る、というコンセプトに向かって進んでいたワケだから。一方ではホントに黒魔術を実践している人たちがたまたまミュージシャンだったっていうパターン…グラハム・ボンドなんてのは60年代半ばにそんなんだったワケで、そっちのが全然早い。ただ、コンセプトとかじゃなくてそのままだったから出てくる音はもちろん全く対照的とも言えるくらい違う。まぁ、その合間をアーサー・ブラウンがエンターティンメントとして黒魔術を扱ってはいる感じだが。
何を隠そう、Led Zeppelin…ってかジミー・ペイジだな、に興味を持ってアレコレ調べたりしてると黒魔術ってのがチラチラと出てきてさ、それがホントかどうかはともかく黒魔術に対する魅力ってのはやっぱりあって、結構調べたりしたんだよね、昔。その気になれば結構色々あって、もちろん映画とかでもモチーフにされてるのも多いし、本も結構色々出ているんでそれなりに知識を得ることは出来る。ただ、多くは考え方と呪術式のやり方とかそんなんで、そこまでやることもないから「へ〜」で終わるんだけどさ、なんか、そこから先に行ける人ってやっぱ本物、って思っちゃうんで(笑)。あくまでも知識レベルの宗教学でしかないんだけど、結局よくわかんなかった。別に白も黒も基本的に同じ魔術らしいし、結局何が違うのかってのはやっぱりいつもの如くマイナス面に進めるかプラス面に進めるかのお話。ま、スターウォーズのダースベイダーですな。アメリカは実にわかりやすい(笑)。
話が逸れた…、はい、そんなことでMonumentの元バンド、Ziorの登場です。読み方についてはザイオールって書かれてるのもあってよくわからんけど、もう25年くらいツィオールって読んでるので、そういうもんだと思ってます。アルバムは一応二枚くらい出ているみたいだけど今じゃ「Zior」というファーストアルバムのふりした作品に全部詰め込まれていて、昔一回だけレコード見かけたけどセカンドは知らなかったな。自分もCDですね、これは。肝心の音だが…、いや〜、どんだけぶりに聴いたことか、これ、結構ポップでカラフルでキャッチーだったことに驚いた。黒魔術的ってこともあんまりないし…、ただ、底辺にず〜っとモヤモヤしたものが漂っている感触の残るポップさで、それは多分オルガンによる重さだったりするのかなと。楽曲はC級に近いB級ロック…、ワンパターンなリフと適度なアドリブ演奏にカラフルな楽器陣、覚えることのできないメロディが叫ばれる、みたいな感じです。意外とリフで攻めてくるナンバーもあったりしてどんなんやりたいんだ?ってのもあるなぁ。この後の変名Monument聴いてるとそっちのはホントに黒いから、Ziorは営業用のバンドだったんかな。そしてアルバムジャケットはこれ、もちろんキーフの写真デザインですね。Black Sabbathのファーストと比べてもよく似てるタッチだしね。
これもまた全曲聴ける…CD要るのか??(笑)。
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