Gary Moore - Blues for Jimi: Live in London
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Gary Moore - Blues for Jimi: Live in London (2012)

今でも絶大な影響力を及ぼしているジミ・ヘンドリックスという稀代の人物、シーンで活躍したのはわずか3年間、しかも45年くらい前に出てきた人なのに今でも普通に現存しているかのように雑誌や新作などどんどんと登場してくる歴史上の人物とすら言える人。もちろん自分もそりゃ昔散々聴きまくりましたよ。かっこ良くてスゲェと色々あるが、とにかくギターの音がコレほど魂に染み入るのは確かに稀な事で、それは曲の良さを超越した魂のギターだからっつう話なのか、自分がギターの音が好きだからなのか分からんが、ジミヘンを聴いている人全てがギターを弾くとも思えないのでやっぱり魂の入り方の問題…ってかギターの音に魂入れちゃったもんだから27歳で世を去ってしまったのかもしれない。以降の人生分は全て音にして託して何千万人というリスナーに響かせるために…。
そんな稀代の人物だったジミ・ヘンドリックスに成り切ろうとしたギタリストはたくさんいたが、今回は10代の頃から天才少年と持て囃されたギタリスト、ゲイリー・ムーアが2007年に行ったジミヘン成り切りライブ+ミッチ・ミッチェルとビリー・コックスまでもゲストに迎えてのスペシャルイベントを記録したCDと映像「Blues for Jimi: Live in London」がリリースされたので早速ながら♪
ゲイリー・ムーア自身が熱い演歌魂を持ったギタープレイをすることで知られているし、顔でギターを弾くならこの人、とばかりのプレイも有名、それがジミヘンなんだから期待しちゃいますよ。YouTubeで見た時は凄い反面、型にはまっちゃってるな〜って部分もあって良い部分と悪い部分が見えたけど、取り敢えず音だけで聴いてみるかってことからです。
とにかく、楽曲がほぼ全てファーストとセカンドからの曲ばかりでひたすらにジミヘンが熱くギターを弾いていた頃のばかりです。よってゲイリー・ムーアも完全に成り切ってストラト弾いてる。冒頭の司会による案内からして「ギャリー・ムーア」なワケで古い世代の自分たちはいつまでも「ゲイリー・ムーア」だが…やっぱ「ギャリー」か。しかし何だ、「Purple Haze」から始まり、その時点で音太すぎ、歌も熱すぎ。いいわ〜、コレ。成り切ってくれてて魂ってよりも気合と演歌入りまくってて気持ち良い。アドリブプレイが割とかっちりしていて譜割りになってるのが傷なのと展開に乏しいのが気になるが、概ね成り切ってます。だから聴いてて熱くなってきます。もちろんギャリーはジミヘンじゃないので、同じようにやる必要もないけど、あの繊細さが出ないってのはなるほど〜って気がした。ジミヘンってものすごい繊細なんだ、ってのが逆に分かっちゃったって言うか…。
ミッチ・ミッチェルとビリー・コックスを迎えての最後3曲はまぁ、当たり前だろうけど往年のプレイとは異なるから熱さってのはちょっと足りない、名前でカバーってトコだが、ギャリー君はもう本物と一緒にプレイするんだから完全に成り切ってて一人で燃えてくれます。そのお蔭でバックの物足りなさもしっかり補ってくれているって事もあって、良いですね〜。しかし、意外とフレーズの少なさに戸惑った。ジミヘンの多彩さに改めて気づいた、そんな側面もある。ギャリーの愛がしっかりと刻み込まれたライブになっててとにかく驚嘆、素晴らしい。映像も見た方が良いだろうなぁ。

今でも絶大な影響力を及ぼしているジミ・ヘンドリックスという稀代の人物、シーンで活躍したのはわずか3年間、しかも45年くらい前に出てきた人なのに今でも普通に現存しているかのように雑誌や新作などどんどんと登場してくる歴史上の人物とすら言える人。もちろん自分もそりゃ昔散々聴きまくりましたよ。かっこ良くてスゲェと色々あるが、とにかくギターの音がコレほど魂に染み入るのは確かに稀な事で、それは曲の良さを超越した魂のギターだからっつう話なのか、自分がギターの音が好きだからなのか分からんが、ジミヘンを聴いている人全てがギターを弾くとも思えないのでやっぱり魂の入り方の問題…ってかギターの音に魂入れちゃったもんだから27歳で世を去ってしまったのかもしれない。以降の人生分は全て音にして託して何千万人というリスナーに響かせるために…。
そんな稀代の人物だったジミ・ヘンドリックスに成り切ろうとしたギタリストはたくさんいたが、今回は10代の頃から天才少年と持て囃されたギタリスト、ゲイリー・ムーアが2007年に行ったジミヘン成り切りライブ+ミッチ・ミッチェルとビリー・コックスまでもゲストに迎えてのスペシャルイベントを記録したCDと映像「Blues for Jimi: Live in London」がリリースされたので早速ながら♪
ゲイリー・ムーア自身が熱い演歌魂を持ったギタープレイをすることで知られているし、顔でギターを弾くならこの人、とばかりのプレイも有名、それがジミヘンなんだから期待しちゃいますよ。YouTubeで見た時は凄い反面、型にはまっちゃってるな〜って部分もあって良い部分と悪い部分が見えたけど、取り敢えず音だけで聴いてみるかってことからです。
とにかく、楽曲がほぼ全てファーストとセカンドからの曲ばかりでひたすらにジミヘンが熱くギターを弾いていた頃のばかりです。よってゲイリー・ムーアも完全に成り切ってストラト弾いてる。冒頭の司会による案内からして「ギャリー・ムーア」なワケで古い世代の自分たちはいつまでも「ゲイリー・ムーア」だが…やっぱ「ギャリー」か。しかし何だ、「Purple Haze」から始まり、その時点で音太すぎ、歌も熱すぎ。いいわ〜、コレ。成り切ってくれてて魂ってよりも気合と演歌入りまくってて気持ち良い。アドリブプレイが割とかっちりしていて譜割りになってるのが傷なのと展開に乏しいのが気になるが、概ね成り切ってます。だから聴いてて熱くなってきます。もちろんギャリーはジミヘンじゃないので、同じようにやる必要もないけど、あの繊細さが出ないってのはなるほど〜って気がした。ジミヘンってものすごい繊細なんだ、ってのが逆に分かっちゃったって言うか…。
ミッチ・ミッチェルとビリー・コックスを迎えての最後3曲はまぁ、当たり前だろうけど往年のプレイとは異なるから熱さってのはちょっと足りない、名前でカバーってトコだが、ギャリー君はもう本物と一緒にプレイするんだから完全に成り切ってて一人で燃えてくれます。そのお蔭でバックの物足りなさもしっかり補ってくれているって事もあって、良いですね〜。しかし、意外とフレーズの少なさに戸惑った。ジミヘンの多彩さに改めて気づいた、そんな側面もある。ギャリーの愛がしっかりと刻み込まれたライブになっててとにかく驚嘆、素晴らしい。映像も見た方が良いだろうなぁ。
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