Gift - Gift
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Gift - Gift (1972)

ちょいと前に、とある著名な方から70年代のドイツ産ハードロックバンドについて幾つかご教示してもらい、なるほど…と思いながらネットで探していた。結構入手が難しいのも多かったので時間がかかったけど、なんとか幾つかは入手することも出来て、ほぉ…と不慣れなドイツ産のハードロックバンド、あくまでもハードロックバンドっつう枠組みですが、ようやくにして聴けました。なかなか知識を広げるのが大変なエリアっつうか、何でも良いってもんじゃないし、自分の好みからしてどうなんだろ?っていう冒険を紹介してもらう事で回避しているという言い方もあるのだが…いやいや、感謝です。
で、いきなり全く手に入らなかったドイツの1972年のバンド、Giftです。もうね、バンド名がGiftって、ネットで探せないワケよ、一般的過ぎて。普通に検索したらとんでもないし、1972年とか色々と関連用語入れてみるものの日本語ではほぼ引っ掛からないので、多分日本ではほとんど語られることのないバンドなのだろう、と思う。どんだけ知られているのか、果たしてその位置付けはどんなもんか、みたいなことが全然分からないのだが、まぁ、そんなことはおいおい知る事となるとしてこの最初のアルバム「Gift」です。ジャケットからしてかなりヤバそうな感じはしているんだが、音を聴いてみると、驚くほどピュアなハードロックと牧歌的な小曲が入った作品。これはもう強烈なハードロックの色合いとフルートの調べが同居しているという不思議、もちろんジェスロ・タルのような使い方じゃなくてほのぼのとしたフルートの使い方なので、面白い。そして歌や音はゴツゴツのドイツ産でして、何とも掴みどころのないサウンドです。ただ、言えるのはもの凄くアイディアをたくさん出しながら実験して、ロックに対してピュアに取り組んでいるって事だ。だから演奏自体は素晴らしく熱いし、空気感が詰め込まれていて見事に自分の好み。
冒頭の「Drugs」からしていきなりハートを鷲掴みにしてくれるハードロック、「Croupie」のフルートの調べ、そして「Time Machine」のウルトラB級感丸出しのハードロックテイスト、素晴らしい。流れや展開など関係無しにどんどんとフレーズを繋げていて曲として成り立たせているというゴツゴツな音。しかもこのギターの音でしょ?いいねぇ〜、実に良いっすよ、この粘着系なギターの音。B面に入るといきなりおどろおどろしい効果音からチープなサウンドで入って来るリフが堪らなく良い。このヘンは英国に影響受けているんだろうなぁとは思うが、ここまでダサく出来るのはなかなかない。更にこのドラマーがかなり良い感じ。一番好きな感じのロックテイストをたっぷりと持ち合わせたバンドで、こんなの今になって知ることが出来て良かった〜って思えるバンドです。感謝感謝♪
アルバム全曲聴けるYouTubeなんて、どうぞ♪

ちょいと前に、とある著名な方から70年代のドイツ産ハードロックバンドについて幾つかご教示してもらい、なるほど…と思いながらネットで探していた。結構入手が難しいのも多かったので時間がかかったけど、なんとか幾つかは入手することも出来て、ほぉ…と不慣れなドイツ産のハードロックバンド、あくまでもハードロックバンドっつう枠組みですが、ようやくにして聴けました。なかなか知識を広げるのが大変なエリアっつうか、何でも良いってもんじゃないし、自分の好みからしてどうなんだろ?っていう冒険を紹介してもらう事で回避しているという言い方もあるのだが…いやいや、感謝です。
で、いきなり全く手に入らなかったドイツの1972年のバンド、Giftです。もうね、バンド名がGiftって、ネットで探せないワケよ、一般的過ぎて。普通に検索したらとんでもないし、1972年とか色々と関連用語入れてみるものの日本語ではほぼ引っ掛からないので、多分日本ではほとんど語られることのないバンドなのだろう、と思う。どんだけ知られているのか、果たしてその位置付けはどんなもんか、みたいなことが全然分からないのだが、まぁ、そんなことはおいおい知る事となるとしてこの最初のアルバム「Gift」です。ジャケットからしてかなりヤバそうな感じはしているんだが、音を聴いてみると、驚くほどピュアなハードロックと牧歌的な小曲が入った作品。これはもう強烈なハードロックの色合いとフルートの調べが同居しているという不思議、もちろんジェスロ・タルのような使い方じゃなくてほのぼのとしたフルートの使い方なので、面白い。そして歌や音はゴツゴツのドイツ産でして、何とも掴みどころのないサウンドです。ただ、言えるのはもの凄くアイディアをたくさん出しながら実験して、ロックに対してピュアに取り組んでいるって事だ。だから演奏自体は素晴らしく熱いし、空気感が詰め込まれていて見事に自分の好み。
冒頭の「Drugs」からしていきなりハートを鷲掴みにしてくれるハードロック、「Croupie」のフルートの調べ、そして「Time Machine」のウルトラB級感丸出しのハードロックテイスト、素晴らしい。流れや展開など関係無しにどんどんとフレーズを繋げていて曲として成り立たせているというゴツゴツな音。しかもこのギターの音でしょ?いいねぇ〜、実に良いっすよ、この粘着系なギターの音。B面に入るといきなりおどろおどろしい効果音からチープなサウンドで入って来るリフが堪らなく良い。このヘンは英国に影響受けているんだろうなぁとは思うが、ここまでダサく出来るのはなかなかない。更にこのドラマーがかなり良い感じ。一番好きな感じのロックテイストをたっぷりと持ち合わせたバンドで、こんなの今になって知ることが出来て良かった〜って思えるバンドです。感謝感謝♪
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