Lita Ford - Out for Blood
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Lita Ford - Out for Blood (1983)

The Runaways絡みってことでもう一枚、っても音楽活動をそのまま継続していたのはジョーン・ジェットとリタ・フォードくらいなんじゃないかっつうくらいに一気に失速していたバンドでもあったが、その時ですらまだ二十歳前後なワケで、随分と早熟なバンドだったのはビジネス面でも悪影響が多々あったらしい。まぁ、何処の国でもいつもアイドルを食い物にする輩っつうのはいるワケだが、まぁ、それも結局本人達に何らかの芸があれば残るし、そうじゃなきゃ消えるっつう普通の出来事なワケだ。さてさて、そんな成長過程を経ていく中ではThe Runawaysの面々も好みの音楽や自分のやりたい方向性などもわかってくると音楽性の意見の相違ってヤツだ出てくる。じゃ、それは何?ってのが分かりやすいのがジョーン・ジェットとリタ・フォードなんじゃない?自分的にはどちらもソロになってからの人たちなんだけどね。同じバンドだったんだ〜てくらいに意外に思ったものだ。ジョーン・ジェットは軽快でシンプルなR&Rを求める音だし、一方のリタ・フォードはとにかく時代もあってかメタルギタリストメタルスタイリストだったからさ。メタルとR&Rって相容れないっつうか別のものだから、それはまた一緒にやってくのも難しかっただろうよ。
ってことで1983年にリリースされたリタ・フォードのファーストソロアルバム「Out for Blood 」です。んで、リタ・フォードって、The Runawaysのどの娘?とこのアルバムジャケット見てて思ったのも懐かしい。分かんないくらいに痩せてスタイル良くなってて金髪じゃ無くなってたら絶対どれかわからないくらいにセクシー路線まっしぐら、それも子供の無邪気なセクシーさから完全に大人受けする娼婦のような変化が見事。ワーロックのギターを抱えているのもメタルへの主張で素敵だし、自分的には随分昔にW.A.S.Pのクリス・ホルムスと夫婦だったってのを聞いて、無茶苦茶過激な方々…いや、想像は違う方向に行ってるが、似た者夫婦っつうかメタルな夫婦っつうか、へぇ〜ってな感じを思ったもんだ。
さて、アルバム「Out for Blood 」の話だが、明らかにメタル色の強い作品が並び、ギタリスト的にもかなりアグレッシブに弾いている、と思われるけど、やっぱり歌がやんちゃな感じで未熟なアルバムってのは否めないかな。曲は今後の方向性を打ち出しているけど、まだまだメタルメタルする程までには至っていない。ま、この頃のメタルってこんなもんだけど。メロディがきちんとポップスしすぎているからかな…、その分聴きやすいが、あくまでもソロデビューアルバムとしての勢い以外のものでもないか。こういう所がアメリカのバンドの難しい所でねぇ、後年になって思い入れのない人が聴くと全然響かないっつうのが多いからさ。
それでも今年になって新作「Living Like a Runaway」をリリースするくらいまだ現役でスタイルも保っているのだからこの人も人生R&Rな人なのだ。そういう心意気を応援したい気がする。


The Runaways絡みってことでもう一枚、っても音楽活動をそのまま継続していたのはジョーン・ジェットとリタ・フォードくらいなんじゃないかっつうくらいに一気に失速していたバンドでもあったが、その時ですらまだ二十歳前後なワケで、随分と早熟なバンドだったのはビジネス面でも悪影響が多々あったらしい。まぁ、何処の国でもいつもアイドルを食い物にする輩っつうのはいるワケだが、まぁ、それも結局本人達に何らかの芸があれば残るし、そうじゃなきゃ消えるっつう普通の出来事なワケだ。さてさて、そんな成長過程を経ていく中ではThe Runawaysの面々も好みの音楽や自分のやりたい方向性などもわかってくると音楽性の意見の相違ってヤツだ出てくる。じゃ、それは何?ってのが分かりやすいのがジョーン・ジェットとリタ・フォードなんじゃない?自分的にはどちらもソロになってからの人たちなんだけどね。同じバンドだったんだ〜てくらいに意外に思ったものだ。ジョーン・ジェットは軽快でシンプルなR&Rを求める音だし、一方のリタ・フォードはとにかく時代もあってかメタルギタリストメタルスタイリストだったからさ。メタルとR&Rって相容れないっつうか別のものだから、それはまた一緒にやってくのも難しかっただろうよ。
ってことで1983年にリリースされたリタ・フォードのファーストソロアルバム「Out for Blood 」です。んで、リタ・フォードって、The Runawaysのどの娘?とこのアルバムジャケット見てて思ったのも懐かしい。分かんないくらいに痩せてスタイル良くなってて金髪じゃ無くなってたら絶対どれかわからないくらいにセクシー路線まっしぐら、それも子供の無邪気なセクシーさから完全に大人受けする娼婦のような変化が見事。ワーロックのギターを抱えているのもメタルへの主張で素敵だし、自分的には随分昔にW.A.S.Pのクリス・ホルムスと夫婦だったってのを聞いて、無茶苦茶過激な方々…いや、想像は違う方向に行ってるが、似た者夫婦っつうかメタルな夫婦っつうか、へぇ〜ってな感じを思ったもんだ。
さて、アルバム「Out for Blood 」の話だが、明らかにメタル色の強い作品が並び、ギタリスト的にもかなりアグレッシブに弾いている、と思われるけど、やっぱり歌がやんちゃな感じで未熟なアルバムってのは否めないかな。曲は今後の方向性を打ち出しているけど、まだまだメタルメタルする程までには至っていない。ま、この頃のメタルってこんなもんだけど。メロディがきちんとポップスしすぎているからかな…、その分聴きやすいが、あくまでもソロデビューアルバムとしての勢い以外のものでもないか。こういう所がアメリカのバンドの難しい所でねぇ、後年になって思い入れのない人が聴くと全然響かないっつうのが多いからさ。
それでも今年になって新作「Living Like a Runaway」をリリースするくらいまだ現役でスタイルも保っているのだからこの人も人生R&Rな人なのだ。そういう心意気を応援したい気がする。
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