Jim Capaldi - Oh How We Danced
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Jim Capaldi - Oh How We Danced (1972)

Blue Soul - Paul Kossoff
トラフィックという自分的には全然掴み所のないバンドメンバーの中で、一番取っ付けたのがもしかしたらドラマーのジム・キャパルディかもしれない…ってか多分そうだ。元々トラフィックって苦手だったんであんまり聴いてなかったんだけど、フリーと同じレーベルだったり、プロデューサーもクリス・ブラックネルっつう人で、これもフリーと絡んできたのでフリーのメンバーと…とはならずに、なぜかポール・コソフと割と交流が深かったようで、コソフがセッションに参加しているってのを先に聞きつけたからかもしれない。だからそれは音を聴きたいってことで、ジム・キャパルディの「Oh How We Danced」というソロアルバムを聴くことから始まった気がする。
1972年にリリースされたアルバム「Oh How We Danced」では堂々とポール・コソフがギタリストとしてクレジットされていて、その才能はアルバムタイトル曲「Oh How We Danced」で思い切り聴けるんだが、いつも「Oh How We Danced」ばかり聴いていたのでちょっとアルバム全編を…というワケだ。ジム・キャパルディってドラマーの割にソングライティングや歌の才能にも恵まれていて、結構ソロ作品をリリースしてった人で、それがまたジム・キャパルディというソロの味を持ったスタイルになっているのが人気だったみたい。これまでのトラフィックの面々の南部チックなレイドバックした雰囲気とかとはまるで異なった、思い切り英国風のスワンプに近い…スワンプっつうと南部系なんだが(笑)、もっと躍動感と泥臭さが詰まったような感じで、ダラダラした雰囲気のレイドバックとは異なる音で、しかもバラードとかもしっかりと良い感じで入ってるっつうものだ。
この「Oh How We Danced」という作品もそんな傾向で、アルバムとしても実に聴きやすく、ソフトな世界と確かに南部チックな雰囲気のアルバム、ただしもうちょっと楽しそうなイメージを持てる雰囲気の作品になっててさ、コソフ関連で聴いたけど、結構良いの拾ったなって感じ。んで、そのポール・コソフの本領発揮全開を聴ける「Oh How We Danced」がアルバム最後に入ってて、もうねぇ、西城秀樹でも聴いているかのような気持ちの良い歌いっぷりと思いきりスワンプな世界で炸裂するギターソロ♪カッチョ良いししっかりハマってるっつうのは意外な発見だけど、一度聴いてほしいよな、これ。別にアルバム買うほどじゃないと思うけど、こんな曲調でもギター弾くのか、コソフっていう感覚が新鮮。うん、それだけでこの人とこの「Oh How We Danced」というアルバムに価値が出るもん。



トラフィックという自分的には全然掴み所のないバンドメンバーの中で、一番取っ付けたのがもしかしたらドラマーのジム・キャパルディかもしれない…ってか多分そうだ。元々トラフィックって苦手だったんであんまり聴いてなかったんだけど、フリーと同じレーベルだったり、プロデューサーもクリス・ブラックネルっつう人で、これもフリーと絡んできたのでフリーのメンバーと…とはならずに、なぜかポール・コソフと割と交流が深かったようで、コソフがセッションに参加しているってのを先に聞きつけたからかもしれない。だからそれは音を聴きたいってことで、ジム・キャパルディの「Oh How We Danced」というソロアルバムを聴くことから始まった気がする。
1972年にリリースされたアルバム「Oh How We Danced」では堂々とポール・コソフがギタリストとしてクレジットされていて、その才能はアルバムタイトル曲「Oh How We Danced」で思い切り聴けるんだが、いつも「Oh How We Danced」ばかり聴いていたのでちょっとアルバム全編を…というワケだ。ジム・キャパルディってドラマーの割にソングライティングや歌の才能にも恵まれていて、結構ソロ作品をリリースしてった人で、それがまたジム・キャパルディというソロの味を持ったスタイルになっているのが人気だったみたい。これまでのトラフィックの面々の南部チックなレイドバックした雰囲気とかとはまるで異なった、思い切り英国風のスワンプに近い…スワンプっつうと南部系なんだが(笑)、もっと躍動感と泥臭さが詰まったような感じで、ダラダラした雰囲気のレイドバックとは異なる音で、しかもバラードとかもしっかりと良い感じで入ってるっつうものだ。
この「Oh How We Danced」という作品もそんな傾向で、アルバムとしても実に聴きやすく、ソフトな世界と確かに南部チックな雰囲気のアルバム、ただしもうちょっと楽しそうなイメージを持てる雰囲気の作品になっててさ、コソフ関連で聴いたけど、結構良いの拾ったなって感じ。んで、そのポール・コソフの本領発揮全開を聴ける「Oh How We Danced」がアルバム最後に入ってて、もうねぇ、西城秀樹でも聴いているかのような気持ちの良い歌いっぷりと思いきりスワンプな世界で炸裂するギターソロ♪カッチョ良いししっかりハマってるっつうのは意外な発見だけど、一度聴いてほしいよな、これ。別にアルバム買うほどじゃないと思うけど、こんな曲調でもギター弾くのか、コソフっていう感覚が新鮮。うん、それだけでこの人とこの「Oh How We Danced」というアルバムに価値が出るもん。
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