Roy Buchanan - Loading Zone
2 Comments
Roy Buchanan - Loading Zone (1977)

割と地味ながらもニッチなファンにウケていて、その数がそれなりだった場合、またミュージシャン的にも非常に才能のある人っていうアーティストも多いし、そういう人はなかなか恵まれた商売にはならないで純粋な音楽人として全うしきれないっていう面もあったりして、ミュージシャンという職業の難しさを垣間見ることもあるのだが…。まぁ、極小的なモノの見方なので実際にはもの凄い人気があったりするのかもしれないし、よくわかんない。ただ、あまり会話に出てくる事の多くない人ではあるよな、と。
Roy Buchananという稀代のテレキャス使いの牧師さんなブルースギタリスト、それでいてブルースの枠にまるで収まりきらないアグレッシブな音像を打ち出したりすることで聴いている者からはかなり宇宙な世界に走っている感の強かった人。純粋にブルースを弾いているアルバムってのが実はそんなに多くなく、もしかしたら自分の認識がブルースギタリストと思っているだけで、Jeff Beckと同様に最先端の音を追求していくギタリストなのかもしれない。そんなジェフ・ベックはロイ・ブキャナンを同士として崇め、ロイ・ブキャナンに捧ぐ、なんつうタイトルでアルバムに曲を収録したりしているくらいだ。だから、多分ジェフ・ベックと同じベクトルにいた人なのだろう。
そんなロイ・ブキャナンが1977年にリリースした「Loading Zone」という作品。別にたまたま手に取ったのが「Loading Zone」だっただけで、その実ロイ・ブキャナンに関しては結構なアルバムを持ってて聴いてたりする…。自分的な最初の出会いは「When a Guitar Plays the Blues」だったので、この人はブルースギタリストだけどちょっと透明感のあるギターでエフェクターなんかも用いるけど…っていうギタリストだったんですな。ところがアルバムを色々聴いていく中で、どうにも不可思議な音を出していることも多く、「?」ってな感じだったんですけどね、まぁ、大人になってくるとそういう取り組みもわかるってもんですよ。実際「Loading Zone」というアルバムでも恐ろしくバリエーション豊かなギターの音が散りばめられていてブルースっていうフォーマットに拘った曲なんて大してないし、驚くのはカントリータッチの曲まできちんと収録していて、ロイ・ブキャナンというギタリストの幅広さを出している。もちろん宇宙なトーンによるジミヘンばりの世界もあったりするのだが……。そうだな、ホントこの頃のロイ・ブキャナンってジェフ・ベックに近い感覚かも。ギターだけで世界感を表すというのか…、ギターのトーンだけが固定的な特徴を出しているので、聴き慣れているとロイ・ブキャナンのギターだ、とすぐわかるのも意外な一面。妙に速弾きとかもあるのでホント器用な人です。
結構コンスタントに活動していた時期だったんだよなぁ、70年代って。一年に一度くらいのアルバムリリースでさ、いつも実験的な面があって。でもロイ・ブキャナンがライブでギター弾いてる姿ってあんまり映像は見たことない。なんかのセッションなんかで弾いてるのとか見たことあるけど多分80年代だから70年代のは全然見てないな。後でYouTube探してみよう~。


割と地味ながらもニッチなファンにウケていて、その数がそれなりだった場合、またミュージシャン的にも非常に才能のある人っていうアーティストも多いし、そういう人はなかなか恵まれた商売にはならないで純粋な音楽人として全うしきれないっていう面もあったりして、ミュージシャンという職業の難しさを垣間見ることもあるのだが…。まぁ、極小的なモノの見方なので実際にはもの凄い人気があったりするのかもしれないし、よくわかんない。ただ、あまり会話に出てくる事の多くない人ではあるよな、と。
Roy Buchananという稀代のテレキャス使いの牧師さんなブルースギタリスト、それでいてブルースの枠にまるで収まりきらないアグレッシブな音像を打ち出したりすることで聴いている者からはかなり宇宙な世界に走っている感の強かった人。純粋にブルースを弾いているアルバムってのが実はそんなに多くなく、もしかしたら自分の認識がブルースギタリストと思っているだけで、Jeff Beckと同様に最先端の音を追求していくギタリストなのかもしれない。そんなジェフ・ベックはロイ・ブキャナンを同士として崇め、ロイ・ブキャナンに捧ぐ、なんつうタイトルでアルバムに曲を収録したりしているくらいだ。だから、多分ジェフ・ベックと同じベクトルにいた人なのだろう。
そんなロイ・ブキャナンが1977年にリリースした「Loading Zone」という作品。別にたまたま手に取ったのが「Loading Zone」だっただけで、その実ロイ・ブキャナンに関しては結構なアルバムを持ってて聴いてたりする…。自分的な最初の出会いは「When a Guitar Plays the Blues」だったので、この人はブルースギタリストだけどちょっと透明感のあるギターでエフェクターなんかも用いるけど…っていうギタリストだったんですな。ところがアルバムを色々聴いていく中で、どうにも不可思議な音を出していることも多く、「?」ってな感じだったんですけどね、まぁ、大人になってくるとそういう取り組みもわかるってもんですよ。実際「Loading Zone」というアルバムでも恐ろしくバリエーション豊かなギターの音が散りばめられていてブルースっていうフォーマットに拘った曲なんて大してないし、驚くのはカントリータッチの曲まできちんと収録していて、ロイ・ブキャナンというギタリストの幅広さを出している。もちろん宇宙なトーンによるジミヘンばりの世界もあったりするのだが……。そうだな、ホントこの頃のロイ・ブキャナンってジェフ・ベックに近い感覚かも。ギターだけで世界感を表すというのか…、ギターのトーンだけが固定的な特徴を出しているので、聴き慣れているとロイ・ブキャナンのギターだ、とすぐわかるのも意外な一面。妙に速弾きとかもあるのでホント器用な人です。
結構コンスタントに活動していた時期だったんだよなぁ、70年代って。一年に一度くらいのアルバムリリースでさ、いつも実験的な面があって。でもロイ・ブキャナンがライブでギター弾いてる姿ってあんまり映像は見たことない。なんかのセッションなんかで弾いてるのとか見たことあるけど多分80年代だから70年代のは全然見てないな。後でYouTube探してみよう~。
- 関連記事
-
- Roy Buchanan - Live In Japan
- Roy Buchanan - Loading Zone
- Roy Buchanan - That's What I Am Here For