Ana Popovic - Still Making History
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Ana Popovic - Still Making History (2008)
![Ana [DVD] [Import]](http://ec2.images-amazon.com/images/I/41C-JE76O2L._SL500_AA300_.jpg)
Still Making History
Live in Amsterdam
世界は広い!ブルースウーマンで横断する世界のギタリスト、ってなトコロか(笑)。今度は旧ユーゴスラビア、現セルビアとなっている国から超新星の如く出現したこれもまた凄くエネルギッシュでシャープなブルースギタリストウーマンが出ています。Ana Popovicという女性でして、既にシーンに出てきてから7~8年くらいが経っているとのことなのだが、今回紹介する「Still Making History」というアルバムからアメリカからのディストリビューションによって世界リリースされるようになったということで、メジャーへの進出が叶ったというトコロのようだ。それまではローカルなレーベルからのリリースだったらしいけど、それでも日本のAmazonでしっかり買えるんだからそれなりに名が知られている人なんだろう。
Ana Popovicの2008年の作品「Still Making History」。ジャケットからして想像は付かないんだが、ギターを弾いて歌を歌うという当たり前のことをしてくれている才女。しかもそのギターはブルースをベースにしているもののかなりロックに近いアプローチなので相当SRV的な印象を持てるものだ。ロングトーンとかアグレッシブでグイグイ心に引っかかるフレーズを出してくるところとか、前に突っ込んだ引っ掛け的なプレイが普通にあって相当良い。ワウワウも普通だし歪むのも当たり前だけど、何か凄いカッコ良い。更にAna Popovicの特徴としては、なぜかとってもファンキーなサウンドが同居してるんです。ラッパとかそういうのが入っててさ、ノリもかなりブラックなリズムがあったりするので全く従来の常識から逸脱した感覚が見事。そのためもちろんブルースな曲ってのが少なくて、ファンキーだったりジャジーなバラードだったり歌モノだったりハードロック的だったりと全く多彩な人だ。そのそれぞれでのギタープレイは曲にマッチしているのはともかく、しっかりとポリシーを聴かせてくれるのもさすが。
キャリアが長いからってのあるし、一辺倒じゃないサウンドとプレイはお国柄と憧れの狭間で出来上がったスタイルなんだろうか?アメリカ在住ですって言っても不思議はないくらいの音なんだけど、感覚的なところが東欧なんだろうな、きっと。ちょっと何度も聴いているとえらく気になる存在になる人です。これからもまだじっくりと色々と聴いていきたい人ですね。

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世界は広い!ブルースウーマンで横断する世界のギタリスト、ってなトコロか(笑)。今度は旧ユーゴスラビア、現セルビアとなっている国から超新星の如く出現したこれもまた凄くエネルギッシュでシャープなブルースギタリストウーマンが出ています。Ana Popovicという女性でして、既にシーンに出てきてから7~8年くらいが経っているとのことなのだが、今回紹介する「Still Making History」というアルバムからアメリカからのディストリビューションによって世界リリースされるようになったということで、メジャーへの進出が叶ったというトコロのようだ。それまではローカルなレーベルからのリリースだったらしいけど、それでも日本のAmazonでしっかり買えるんだからそれなりに名が知られている人なんだろう。
Ana Popovicの2008年の作品「Still Making History」。ジャケットからして想像は付かないんだが、ギターを弾いて歌を歌うという当たり前のことをしてくれている才女。しかもそのギターはブルースをベースにしているもののかなりロックに近いアプローチなので相当SRV的な印象を持てるものだ。ロングトーンとかアグレッシブでグイグイ心に引っかかるフレーズを出してくるところとか、前に突っ込んだ引っ掛け的なプレイが普通にあって相当良い。ワウワウも普通だし歪むのも当たり前だけど、何か凄いカッコ良い。更にAna Popovicの特徴としては、なぜかとってもファンキーなサウンドが同居してるんです。ラッパとかそういうのが入っててさ、ノリもかなりブラックなリズムがあったりするので全く従来の常識から逸脱した感覚が見事。そのためもちろんブルースな曲ってのが少なくて、ファンキーだったりジャジーなバラードだったり歌モノだったりハードロック的だったりと全く多彩な人だ。そのそれぞれでのギタープレイは曲にマッチしているのはともかく、しっかりとポリシーを聴かせてくれるのもさすが。
キャリアが長いからってのあるし、一辺倒じゃないサウンドとプレイはお国柄と憧れの狭間で出来上がったスタイルなんだろうか?アメリカ在住ですって言っても不思議はないくらいの音なんだけど、感覚的なところが東欧なんだろうな、きっと。ちょっと何度も聴いているとえらく気になる存在になる人です。これからもまだじっくりと色々と聴いていきたい人ですね。
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