Santana - Guitar Heaven: Greatest Guitar Classics of All Time
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Santana - Guitar Heaven: Greatest Guitar Classics of All Time (2010)

Masters Collection
随分前にサンタナがロック名曲のカバーアルバムをリリースするっていう情報を見て、何でまた今更?みたいに思ったんだけど、そういえばそろそろ出たのかな?なんてちょっと面白そう♪と思って聴いてみました。ここのところオリアンティの師匠ということでサンタナに注目することもあったから丁度良いタイミングなんだろうな、これ。きっとその他の人々に対してもオリアンティ効果でサンタナに注目させてるのはあるんじゃないだろうか?
タイトルはまんま「Guitar Heaven: Greatest Guitar Classics of All Time」ってことでね、収録されている曲も確かに名曲群ばかりで、意外なのはAC/DCくらいかな。いや、ギタリスト的にAC/DCのアンガス・ヤングってテクニカルに聴かせるワケでもないからサンタナが取り上げるにはやや不足なんじゃないかと思ったんだよね。しかしまぁ、最初からLEd Zeppelinの名曲「胸いっぱいの愛を」ですが…、これ、凄い太い音で再現しているけどどんなセッティングとギター使ってるんだ?さすがサンタナ、いとも簡単にこの曲を完コピしまくりながら更にオリジナリティを加えてサンタナ風味に仕上げてある。全く原曲に負けていないのが凄い。それと歌ってるのがクリス・コーネルって元Soundgardenっつうグランジバンドの主だった人なんだけど、見事に歌ってる。う~ん、テイストは違うけどプロだなぁ…。サンタナも負けじとギターソロで出てくるんだけどさ、これもまた完コピじゃないのに見事にテイストがコピーされていて違和感なし。さすがプロ…。そんな調子で「Sunshine of Your Love」なんかもやっててさ、今度はもう歌よりもサンタナの終盤のギターが凄い。クラプトンのそれを完全に超えてしまったギターソロ。こういうのはもう卒業していたサンタナが熱く弾いてるのでそりゃ凄いさ。「While My Guitar Gently Weeps」は…。結構原曲壊して再構築してるけど、どれもこれもコンガが入ってるからサンタナ風味ってのもあるな(笑)。んで、AC/DC…これも原曲崩しまくってラップに仕上げてしまっている。ちと行き過ぎ(笑)。続いての驚きはレイ・マンザレクも参加したThe Doorsの「Riders on the Storm」だけど、もうず~っとサンタナ弾きまくっててコンガも入って、サンタナバンドによるカバーってトコだ。アメリカ生まれの曲だから違和感なく仕上がったのか…、しかしサンタナ…良いギターの音してるわ…。
んで…ギターキッズ必須曲「Smoke on the Water」…イントロから絶妙なタイム感とちょっと奥に引っ込んだような音の出方も見事。そこにコンガ…、そしてPapa Loarchのボーカルによる結構ヘヴィな歌声も合ってるし、オブリではひたすらサンタナが弾いているのもギターの主張。うわ~さすがに心地良い。こんだけ軽快な「Smoke on the Water」って聴いたことないかも(笑)。しかしT-Rexもよく出てくるけどやっぱアメリカでも名曲扱いなのかね。そして本命ジミヘンの「Little Wing」はイントロなしで歌から始まるもののしっかりと雰囲気は踏襲したもので何とボーカルはジョー・コッカーだから普通に哀しいワケだ。そしてサンタナのソロも珍しく乾いたトーンで独自の解釈で弾いているけど、よくわかってるよなぁ…。しっかりジミヘンの雰囲気出てるもん。ここまでやられると何も言えないわ…。そして「Little Wing」がどんだけ良い曲かってのがよくわかる♪
他にもあるけどロック的に気になったのはそんな感じなんだよね。「Guitar Heaven: Greatest Guitar Classics of All Time」は何回も聴かないだろうけど、サンタナという人のエッセンスはしっかり伝わってくるし、好きなんだなぁ~ってのもわかるし…。やりたいことやれて良かったんだろうな、なんて思っちゃう。一度聴いてみると良いんじゃない?心地良いわ、これ。



随分前にサンタナがロック名曲のカバーアルバムをリリースするっていう情報を見て、何でまた今更?みたいに思ったんだけど、そういえばそろそろ出たのかな?なんてちょっと面白そう♪と思って聴いてみました。ここのところオリアンティの師匠ということでサンタナに注目することもあったから丁度良いタイミングなんだろうな、これ。きっとその他の人々に対してもオリアンティ効果でサンタナに注目させてるのはあるんじゃないだろうか?
タイトルはまんま「Guitar Heaven: Greatest Guitar Classics of All Time」ってことでね、収録されている曲も確かに名曲群ばかりで、意外なのはAC/DCくらいかな。いや、ギタリスト的にAC/DCのアンガス・ヤングってテクニカルに聴かせるワケでもないからサンタナが取り上げるにはやや不足なんじゃないかと思ったんだよね。しかしまぁ、最初からLEd Zeppelinの名曲「胸いっぱいの愛を」ですが…、これ、凄い太い音で再現しているけどどんなセッティングとギター使ってるんだ?さすがサンタナ、いとも簡単にこの曲を完コピしまくりながら更にオリジナリティを加えてサンタナ風味に仕上げてある。全く原曲に負けていないのが凄い。それと歌ってるのがクリス・コーネルって元Soundgardenっつうグランジバンドの主だった人なんだけど、見事に歌ってる。う~ん、テイストは違うけどプロだなぁ…。サンタナも負けじとギターソロで出てくるんだけどさ、これもまた完コピじゃないのに見事にテイストがコピーされていて違和感なし。さすがプロ…。そんな調子で「Sunshine of Your Love」なんかもやっててさ、今度はもう歌よりもサンタナの終盤のギターが凄い。クラプトンのそれを完全に超えてしまったギターソロ。こういうのはもう卒業していたサンタナが熱く弾いてるのでそりゃ凄いさ。「While My Guitar Gently Weeps」は…。結構原曲壊して再構築してるけど、どれもこれもコンガが入ってるからサンタナ風味ってのもあるな(笑)。んで、AC/DC…これも原曲崩しまくってラップに仕上げてしまっている。ちと行き過ぎ(笑)。続いての驚きはレイ・マンザレクも参加したThe Doorsの「Riders on the Storm」だけど、もうず~っとサンタナ弾きまくっててコンガも入って、サンタナバンドによるカバーってトコだ。アメリカ生まれの曲だから違和感なく仕上がったのか…、しかしサンタナ…良いギターの音してるわ…。
んで…ギターキッズ必須曲「Smoke on the Water」…イントロから絶妙なタイム感とちょっと奥に引っ込んだような音の出方も見事。そこにコンガ…、そしてPapa Loarchのボーカルによる結構ヘヴィな歌声も合ってるし、オブリではひたすらサンタナが弾いているのもギターの主張。うわ~さすがに心地良い。こんだけ軽快な「Smoke on the Water」って聴いたことないかも(笑)。しかしT-Rexもよく出てくるけどやっぱアメリカでも名曲扱いなのかね。そして本命ジミヘンの「Little Wing」はイントロなしで歌から始まるもののしっかりと雰囲気は踏襲したもので何とボーカルはジョー・コッカーだから普通に哀しいワケだ。そしてサンタナのソロも珍しく乾いたトーンで独自の解釈で弾いているけど、よくわかってるよなぁ…。しっかりジミヘンの雰囲気出てるもん。ここまでやられると何も言えないわ…。そして「Little Wing」がどんだけ良い曲かってのがよくわかる♪
他にもあるけどロック的に気になったのはそんな感じなんだよね。「Guitar Heaven: Greatest Guitar Classics of All Time」は何回も聴かないだろうけど、サンタナという人のエッセンスはしっかり伝わってくるし、好きなんだなぁ~ってのもわかるし…。やりたいことやれて良かったんだろうな、なんて思っちゃう。一度聴いてみると良いんじゃない?心地良いわ、これ。
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