10cc - How Dare You!
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10CC / How Dare You (1976)
1. How Dare You
2. Lazy Ways
3. I Wanna Rule the World
4. I'm Mandy, Fly Me
5. Iceberg
6. Art for Art's Sake
7. Rock 'N' Roll Lullaby
8. Head Room
9. Don't Hang Up

How Dare You!
Deceptive Bends
十分に有名なハズなのになかなか聴き切れていないロックバンドの一つ。どこかポップスというイメージを自分で持ってしまっているからだろうけど、ビートルズの再来にふさわしい、とかヒネたポップス、みたいなフレーズが多く見られたのでロックロック好きな自分にはかなり合わないだろうと思って手を出さなかったバンド。だから結構遅かったし思い入れもイマイチ少ないのを認識した上で改めて聴いてみる。
そもそも話題としちゃあ、10CCってバンド名の由来からしてふざけた英国センスだというのは好きなんだが…、ある意味The Kinks的に聴いていけば良かったんだろうなと後で思ったんだよね。まぁ、いいや、これからも聴いていけるんだから楽しみは増えるさ。
そんなことでジャケットはヒプノシスってので結構どこでも出てくるので知ってるし、かなり興味をソソられるジャケットであるのは間違いないもんね。一体表ジャケットも裏ジャケットもどんな話してるんだ?ってのがわかってしまうくらいにそれぞれの表情とトーンが見事。バックの二人と写真の二人…裏ジャケも含めて…、中ジャケは電話の嵐…。今の時代なら携帯電話だから面白くないのかもしれないが、アナログな電話だからこそ面白い。
そんな10CCの名盤…最終アルバムとなってしまった「How Dare You」ですね。まぁ、簡単に言えばソープオペラ=昼メロに近い風情を持ちながらメチャクチャシリアスに歌われている…歌詞を紐解くと相当シリアスってのがわかるようだけど自分でもまだそこまでたどり着いてません。ただ、音と共に世界観を醸し出したものってのは聴いているだけでわかるし、それを増長しているのがアルバムジャケット。いや、重要です。
音世界は、カラフルでアコースティックも効果音も含めて構成も何もかもが綺羅びやかで華やかに、そしてドラマティックに組み立てられている…ってもポップスの世界。「I'm Mandy Fly Me」なんて最高の名曲なんじゃないか、ってくらいのメロウさだけどその構成と展開は普通じゃ考えつかないようなものだしさ。ちょっとね、聴いていたいなぁ~と思うようなアルバムだから飽きない。あぁ、自分も日本盤で訳詞付きで手に入れるべきだったな…と。まったく英国でしか出てこない音だし、時代も手伝っているけど素晴らしい傑作。コンセプトアルバムとかいう仰々しいものじゃなくてストーリーラインに則ったカラフルで楽しめるアルバム。なんて面白いんだろう。
バンドの内部やメンバーの関係なんてのも結構色々と噴出していた時期らしく、作風やパートなども特性が出ていると言われているんだけど、その前に作品として良いものを作り上げるという目的は共通していたことでこれだけの作品が出来上がったんだろうな。プロだわ。簡単に言うとサーカスみたいに華やかでシュンと一気に終わる…そんなアルバム。
1. How Dare You
2. Lazy Ways
3. I Wanna Rule the World
4. I'm Mandy, Fly Me
5. Iceberg
6. Art for Art's Sake
7. Rock 'N' Roll Lullaby
8. Head Room
9. Don't Hang Up




十分に有名なハズなのになかなか聴き切れていないロックバンドの一つ。どこかポップスというイメージを自分で持ってしまっているからだろうけど、ビートルズの再来にふさわしい、とかヒネたポップス、みたいなフレーズが多く見られたのでロックロック好きな自分にはかなり合わないだろうと思って手を出さなかったバンド。だから結構遅かったし思い入れもイマイチ少ないのを認識した上で改めて聴いてみる。
そもそも話題としちゃあ、10CCってバンド名の由来からしてふざけた英国センスだというのは好きなんだが…、ある意味The Kinks的に聴いていけば良かったんだろうなと後で思ったんだよね。まぁ、いいや、これからも聴いていけるんだから楽しみは増えるさ。
そんなことでジャケットはヒプノシスってので結構どこでも出てくるので知ってるし、かなり興味をソソられるジャケットであるのは間違いないもんね。一体表ジャケットも裏ジャケットもどんな話してるんだ?ってのがわかってしまうくらいにそれぞれの表情とトーンが見事。バックの二人と写真の二人…裏ジャケも含めて…、中ジャケは電話の嵐…。今の時代なら携帯電話だから面白くないのかもしれないが、アナログな電話だからこそ面白い。
そんな10CCの名盤…最終アルバムとなってしまった「How Dare You」ですね。まぁ、簡単に言えばソープオペラ=昼メロに近い風情を持ちながらメチャクチャシリアスに歌われている…歌詞を紐解くと相当シリアスってのがわかるようだけど自分でもまだそこまでたどり着いてません。ただ、音と共に世界観を醸し出したものってのは聴いているだけでわかるし、それを増長しているのがアルバムジャケット。いや、重要です。
音世界は、カラフルでアコースティックも効果音も含めて構成も何もかもが綺羅びやかで華やかに、そしてドラマティックに組み立てられている…ってもポップスの世界。「I'm Mandy Fly Me」なんて最高の名曲なんじゃないか、ってくらいのメロウさだけどその構成と展開は普通じゃ考えつかないようなものだしさ。ちょっとね、聴いていたいなぁ~と思うようなアルバムだから飽きない。あぁ、自分も日本盤で訳詞付きで手に入れるべきだったな…と。まったく英国でしか出てこない音だし、時代も手伝っているけど素晴らしい傑作。コンセプトアルバムとかいう仰々しいものじゃなくてストーリーラインに則ったカラフルで楽しめるアルバム。なんて面白いんだろう。
バンドの内部やメンバーの関係なんてのも結構色々と噴出していた時期らしく、作風やパートなども特性が出ていると言われているんだけど、その前に作品として良いものを作り上げるという目的は共通していたことでこれだけの作品が出来上がったんだろうな。プロだわ。簡単に言うとサーカスみたいに華やかでシュンと一気に終わる…そんなアルバム。
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