Egg - Egg
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なんかルーツ・オブ・カンタベリーみたいになってしまっているのだが、単にデイブ・スチュワートを追いかけると自然にそうなってしまうワケで、やはりカンタベリーシーンの重要な人物なのですねぇ。今度は60年代末期から70年代にかけて活躍(?)したその筋では有名且つハイレベルな楽曲と演奏を奏でていたバンド、Eggの最初のアルバム「Egg」を書いておきましょう~。

メンツはデイブ・スチュワートとモント・キャンベル、ドラムにクライブ・ブルックスというトリオの布陣で鍵盤、ベースとドラムという編成なので果たしてどんなん?ってのが最初なんだけど、まったく問題のないカンタベリー…というか鍵盤ロックなんだよね。ロック?うん…、そう。オルガンやピアノ中心で淡々と奏でられているものもあればモント・キャンベルがか細い声で歌うものもあって、もちろん歌が入っている方がポップ性が高いんだけど、演奏面ではエマーソン先生のNiceよりも激しくて面白いかもしれない。時代的に被る頃だと思うけど、メンツのテクニックの差がよく出ているモン。そして楽曲の在り方も全く異なるアプローチなので新鮮でクール。
デビューアルバムは1969年のリリースで後に聞かれるカンタベリー性というほどのものじゃないんだけど、断片はいくつも聞けるし、雰囲気はしっかりと伝わってくる。でもね、それ以上に同時代のオルガンロックバンドとして聴くととんでもないバンドサウンドで熱く激しく奏でられる楽曲もいくつか収録、そしてB面では20分かけての組曲を思い切り展開するという個性的な音。モント・キャンベルのベースラインも凄いんだよ、これ。そこにデイブ・スチュワートの訳の分からない鍵盤が絡んできて…凄い世界。今こういうの考える人いないだろうし、時代ならではなんだけど、とんでもなく激しく素晴らしい。カンタベリーシーンを苦手と感じている人はこのEggのファーストアルバム「Egg」をお薦めしよう。なぜなら60年代末期のオルガンロックとして普通に聴ける部分が大きいから。若気の至りとも言うが(笑)。
ジャケットがこれまたEggでして…、どこか意味深でインパクトあるよね。正に70年代の幕開けに相応しい名盤とも言うべき作品、且つカンタベリーシーンの原石ともなるアルバムとメンツ。うん、ジャズロックという括りでは当てはまらない独自性の高いロックはやはり面白いっ!


メンツはデイブ・スチュワートとモント・キャンベル、ドラムにクライブ・ブルックスというトリオの布陣で鍵盤、ベースとドラムという編成なので果たしてどんなん?ってのが最初なんだけど、まったく問題のないカンタベリー…というか鍵盤ロックなんだよね。ロック?うん…、そう。オルガンやピアノ中心で淡々と奏でられているものもあればモント・キャンベルがか細い声で歌うものもあって、もちろん歌が入っている方がポップ性が高いんだけど、演奏面ではエマーソン先生のNiceよりも激しくて面白いかもしれない。時代的に被る頃だと思うけど、メンツのテクニックの差がよく出ているモン。そして楽曲の在り方も全く異なるアプローチなので新鮮でクール。
デビューアルバムは1969年のリリースで後に聞かれるカンタベリー性というほどのものじゃないんだけど、断片はいくつも聞けるし、雰囲気はしっかりと伝わってくる。でもね、それ以上に同時代のオルガンロックバンドとして聴くととんでもないバンドサウンドで熱く激しく奏でられる楽曲もいくつか収録、そしてB面では20分かけての組曲を思い切り展開するという個性的な音。モント・キャンベルのベースラインも凄いんだよ、これ。そこにデイブ・スチュワートの訳の分からない鍵盤が絡んできて…凄い世界。今こういうの考える人いないだろうし、時代ならではなんだけど、とんでもなく激しく素晴らしい。カンタベリーシーンを苦手と感じている人はこのEggのファーストアルバム「Egg」をお薦めしよう。なぜなら60年代末期のオルガンロックとして普通に聴ける部分が大きいから。若気の至りとも言うが(笑)。
ジャケットがこれまたEggでして…、どこか意味深でインパクトあるよね。正に70年代の幕開けに相応しい名盤とも言うべき作品、且つカンタベリーシーンの原石ともなるアルバムとメンツ。うん、ジャズロックという括りでは当てはまらない独自性の高いロックはやはり面白いっ!