Eyes of Blue - In Fields of Ardath


アルバムは二枚リリースされているけれど、作品レベルが異常に高くニッチな世界では有名なものがセカンドアルバムの「In Fields of Ardath」でして、メロディだけ取れば非常にポップなんだけど、音は後の英国ロックに出てくるようなものが散りばめられていて、それがサイケデリックという括りでは終わらない世界に広がっている。1969年のリリースなのだが、当時は話題になったのかどうかもわからない。どうなんだろ?まぁ、面白いね、くらいだったかもしれないね…。
ん~とドラマーは後にBig SleepやWild Turkeyなどを経由してGentle Giantのドラマーとして名を馳せるジョン・ウェザースさん、ベースはトニー・バンクスさんとFlashを組むことになるベネットさんっつうところだけど、やっぱあの超絶テクニカル集団のGentle Giantのドラムを務めることになるドラマーが在籍していたワケだから巧いです。メンバー全員ね。この頃のミュージシャンレベルからしたら相当なものだろうなぁと思う。
そして音世界もかなり深くて…ブルースベースのものもあるけど、やっぱ浮游感漂う夢見心地のサウンドですね。サイケという括りでは収まらない…、アコギの深さと鍵盤の絡みのせいかな。ポップスと言っても良いような曲もいくつも収録しているし…なかなか掴み所のないのが正直なトコロ。それでも何度も聴いて制覇したいと思わせるバンドだもんね。まだまだだまぁ~、こういうのをきっちりと制覇できないとなぁ…。
- 関連記事
-
- Andwellas Dream - Love & Poetry
- Eyes of Blue - In Fields of Ardath
- Elmer Gantry's Velvet Opera - Elmer Gantry's Velvet Opera