Dave Davies - The Album That Never Was
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60年代英国ロックのワルふざけ仲間というかやんちゃな連中っていうとジミヘン、キース・ムーン、ブライアン・ジョーンズ、別口ではロード・サッチなんてのもいたけど、実はその中にあまり知られていないんだが、デイヴ・デイヴィスってのも入ってたらしい。一緒にツルんでたりしたかどうかってのはよくわからないけど、そりゃまぁ、17際くらいでプロになっちゃって売れまくってたワケだからハメ外す人間になるわな、と。ヤクとかどうっていうよりも無茶苦茶やってたっていう事らしいが。そんなことであまり知られていないデイヴ・デイヴィス…、あぁ、ザ・キンクスのギタリストです。

自身が意識的にアルバムをリリースしようと決めてリリースしたのソロアルバム「デイヴ・デイヴィス」は1980年の作品だが、60年代からザ・キンクスの人気の柱でもあったデイヴ・デイヴィスはレコード会社的にはソロで売りたかったアーティストらしく、いくつかのシングルをリリースされている。しかしデイヴ・デイヴィス的にはそんな面倒な事よりも遊びまくりギターを弾いている方が楽しかったらしく、全然相手にしなかったようだ。しかし何曲もデイヴ・デイヴィスが歌う曲がザ・キンクスのアルバムにも入っていたりデイヴ・デイヴィス自身が作ったナンバーももちろん多い。そんなのをまとめてデイヴ・デイヴィスの作品としてリリースされたのが「アルバム・ザット・ネヴァー・ワズ」という編集盤。
まぁ、歌は甲高いだけだし、これと言ってもの凄いギターの腕前というワケでもないので非常に特色を感じにくい人なんだけど、その分楽曲のセンスが割と良かったりするのだ。それは兄貴のレイ・デイヴィス然りの環境の成せる業なのかもしれないが、どことなく憎めないメロディセンスの良さはさすが。1990年代終わり頃になって自身のソロバンドを率いてツアーを行ったアルバムが「Rock Bottom: Live at the Bottom Line」としてリリースされているんだけど、やっぱ60年代の頃のこのヘンの曲が多くて、それがまた盛り上がっているんだ。非常に地味でロック史の派手さには出てこないけど、その実結構重要な役割を担っていたザ・キンクスとデイヴ・デイヴィス…とは言い過ぎだが、たまにはこういうのも注目してみると英国の深みにハマれます。
90年代終わり頃から割とコンスタントにソロ活動していて、今では息子と一緒にアルバムを作ってリリースしているとか。そういう楽しみ方ができるのもやはりプロ中のプロだからだろうか。果たしてどんな音なのかも楽しみなところ。


自身が意識的にアルバムをリリースしようと決めてリリースしたのソロアルバム「デイヴ・デイヴィス」は1980年の作品だが、60年代からザ・キンクスの人気の柱でもあったデイヴ・デイヴィスはレコード会社的にはソロで売りたかったアーティストらしく、いくつかのシングルをリリースされている。しかしデイヴ・デイヴィス的にはそんな面倒な事よりも遊びまくりギターを弾いている方が楽しかったらしく、全然相手にしなかったようだ。しかし何曲もデイヴ・デイヴィスが歌う曲がザ・キンクスのアルバムにも入っていたりデイヴ・デイヴィス自身が作ったナンバーももちろん多い。そんなのをまとめてデイヴ・デイヴィスの作品としてリリースされたのが「アルバム・ザット・ネヴァー・ワズ」という編集盤。
まぁ、歌は甲高いだけだし、これと言ってもの凄いギターの腕前というワケでもないので非常に特色を感じにくい人なんだけど、その分楽曲のセンスが割と良かったりするのだ。それは兄貴のレイ・デイヴィス然りの環境の成せる業なのかもしれないが、どことなく憎めないメロディセンスの良さはさすが。1990年代終わり頃になって自身のソロバンドを率いてツアーを行ったアルバムが「Rock Bottom: Live at the Bottom Line」としてリリースされているんだけど、やっぱ60年代の頃のこのヘンの曲が多くて、それがまた盛り上がっているんだ。非常に地味でロック史の派手さには出てこないけど、その実結構重要な役割を担っていたザ・キンクスとデイヴ・デイヴィス…とは言い過ぎだが、たまにはこういうのも注目してみると英国の深みにハマれます。
90年代終わり頃から割とコンスタントにソロ活動していて、今では息子と一緒にアルバムを作ってリリースしているとか。そういう楽しみ方ができるのもやはりプロ中のプロだからだろうか。果たしてどんな音なのかも楽しみなところ。
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