目次2016年12月27日更新

ロック好きの行き着く先は…ブログ掲載アーティスト・バンド名の目次です。
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Helloween - My God Given Right

Helloween - My God Given Right (2015)
My God

 長期に渡って活動していて、どんどんとメンバーチェンジが繰り返されるバンドってのが増えてるんだが、それでも同じバンド名を維持したまま続けていく、オリジナルメンバーっているの?ぐらいになるまでバンド名を維持してやり続けていくってのもあるけど、果たしてそれは何なんだろ?なんて考えてしまった。そのバンド名で売れているってことになるから中身の音楽性云々なんてのはそれなりの方向性なら良いワケで、同じじゃ飽きるし違いすぎるのは冒険だしって間を上手く縫う。メンバーはそれを理解してバンドを進めるってところか。それにしてもなぁ…ってのが悩ましい。

 Helloweenの作品をここいらで取り上げておこうって思ってて、幾つか聴いてたんだけど、自分的にはリアルで通って来てないので有名な「守護神伝 第一章」「第二章」あたりしか知らない。んで、どのヘンが面白いんだろ?って探っててもよくわからん。じゃ、新作でいいか、ってことで2015年の「My God Given Right」を。聴いた瞬間から、これ何のバンド聴いてるんだっけ?って思うくらいな話で、作品のレベルや出来映え、魅力という面で何ら遜色はないものの、Helloweenってバンドって今こうなってるのか?くらいなモンだ。そういうメンツになって久しいハズなので自分が時代に付いていけてないだけってのは重々承知しているが、それで冒頭のようにバンドって…てな事を思ってしまったワケだ。所詮ハコの話でしかないし、そのハコを上手く使ってやってるんだよな…。

 気を取り直して、そんな事を思いつつも聴いてみればそれはそれは良質なメロディとパワーを持ったメタル、あのキャッチーさはさほど見当たらず、スピーディさも普通になってて、突出した所はどこにもなく、一般的に普通にパワーメタルバンドだよな、ってアルバムなんじゃないだろうか。だからこそバンド名で売っているというようにも見えてしまうのだが、メタル全般がそういう節あるからしょうがないんだろうけどさ。それでもレベルは高いし良質なのは確かだし、売れるのも当たり前だし、なるほどなぁ…と。何か自分が何を求めてるか分からなくなってきた(笑)。





Last Autumn’s Dream - Saturn Skyline

Last Autumn’s Dream - Saturn Skyline (2006)
サターン・スカイライン

 この手のAOR的メロハーってヤツは自分的にはもちろん聴きやすい部類にあって、キライじゃないんだけど、ずっと聴いていられない音ではある。流して聴くには心地良くて、そりゃもちろんギターソロやメロディのツボなんかもしっかりハマるから楽しいんだけどさ、ひっかかりがちょいと弱くて、だからこそ流して聴いていくにはどんどんと聴いていけるというシロモノ。そういう聴き方が良いのかどうか分からないけどさ。

 Last Autumn’s Dreamの4枚目「Last Autumn’s Dream - Saturn Skyline」、2006年の作品…、ってそんなに新しいバンドの音なんだ。そりゃそうか…、それでももう10枚位のアルバムはリリースしてるんだからベテランの域にあるんだもんな。基本的にFair Warningからのメロディメイカーによるプロジェクトだから安定的なメロディアスハードロックなんだけど、以前にも増してツボを得たメロディが上手く作られてる気がする。こういうメロディって狙って作れるものなんだろうか?音楽理論的にメロディアスだ、と感じられる音階の旋律とか音の移り変わりみたいなのが定説としてあるのだろうけど、それってコード単位だろうから、そこを流れるメロディの組み立てってのはどうしても作る人のセンスに依存する所が大きい気がしている。それで、このレベルをずっと出し続ける、それがその人の才能として生み出し続けられるってのは普通に歌詞や曲を作り続けるってのとはちょいと違うように自分では思う。

 なので、その才能はかなり特殊なんだろうってのはあるとしても、次に出てくるのは当然だけどどれもこれも似たようなメロディの羅列になってしまって曲による違いがどんどん出しにくくなるってことだろうか。それもある種しょうがない話だろうから、歌詞やらアレンジやらで差をつけてくんだろうね。だから自分的にはずっと聴いてると飽きるってのはあるけど、作品としては相当良質な部類な事は確か。こんだけの泣きのギターを入れられるとかさ、歌にしても大衆的なメロディで聞かせてくるし。このバンドってどれ聴いてもそういう意味で駄作が無かったし、それこそバンドのジャンルとして確立されてる節はあるもんね。





Fair Warning - Rainmaker

Fair Warning - Rainmaker (1995)
RAINMAKER

 70年代のドイツって面白いのいっぱいあったのに80年代になると突如何も無くなってクラウトロック=ヘンなのばかりが脚光を浴びてくる、ようなイメージ。それとNena♪ 多分自分の勘違いで、もっとたくさんドイツってのはあるんだろうと思うけど、全然体系化も研究も出来てない。その辺はこれからの楽しみってことにしておこう。ちょいと路線の外れたのが出てきてしまったので、ガツンと爽やかに気分を変えようってことで想像もしなかったであろうコレを突如聴いてました。

 Fair Warningの1995年のセカンドアルバム「Rainmaker 」。いやね、AOR的ってもさ、ガツンって欲しいし、なるほど、そういう所でメロハーってジャンルは活躍するのだな、なんて思った次第。今更気づくなってくらいに時代遅れですがね、90年代ってのは自分的にはついこないだって感覚でしかなくて、どっちかっつうと新しいバンドとかアルバムって感覚なんだよな。良くないよな、こういうジジイ的感覚(笑)。それはともかく、あの暗黒の時代のドイツでこんだけ爽やかなのやってたって凄いよなぁ、しかもそれなりに売れていた、んだろう。爽やかってもしっかり影があって単純なAORにはならないのはさすがだし、何と言ってもギターソロのメロディアスさと歌メロの美しさ、更には楽曲の哀愁とよくもまぁこんだけツボを刺激するような曲とメロディが出来てきたものだと感服する。

 自分がこの頃10代だったら凄く聴いてただろうし、有無を言わせずにファンになってただろう事は想像に難くない。それくらいに抜けのない、人間の感情的に押さえるべき所は全て抑えているアルバムで、多分Fair Warningの全アルバム郡の中での人気は高い位置にある作品じゃないだろうけど、自分的にはコレ、凄いなぁと思う。だから他の作品聴いてみたらもっと凄いなぁって思うんだろうけど、「Go」のクサさほどではなく、適度にツボを得たアルバムって所が好みなのかも。アコギも鳴ってるし、やり過ぎてない音作り曲作りが心地良い。

 いいねぇ、こういう快活な音を聴きたかったんだよ。想定通りに入ってくるサウンド、ギターソロ、ドラムのオカズ、期待通り、そして心地良いハイトーンボーカル、あの時代にコレだったら売れたのも納得。かなり浮いてたバンドだったんじゃないだろうか。今聴いてもこんだけ快活なのはなかなか無いしね。



Randy Pie - Highway Driver

Randy Pie - Highway Driver (1974)
Highway Driver

 先日「こんなバンド知ってる?」なんて話を振られて、「いや、知らない」と言うと「何でも知ってるかと思った」と…。あのな、何十万枚っていうバンドやアーティストがあると思ってるんだ?もしかしたら何百万とかそれ以上かもしれないけど、そん中で知ってるのなんてタカ知れてるよ。一般の人たちが500くらいとしたって、自分達なんてそれに多少色が付く程度でしょ。ニッチにやってたって万の単位まで知ってるかどうかだろうと思う。んで、しかもロック周辺くらいしか知らないワケで、そりゃアンタ、それを分母にしたら自分なんて何も知らないに等しいさ。知ってたってしょうがないしね。

 1974年リリースのRandy Pieってバンドのセカンド・アルバム「Highway Driver」にジャン=ジャック・クラヴェッツは参加したってことでちょいと聴いてみた…が、一体どうしたんだ?いや、これは何なんだ?ってくらいにこれまでのブルージーでハードなオルガンやギターをかき鳴らす世界とはかけ離れた音が出てきている。今度はブラスとかシンセとかそういう世界で、言い換えると相当に洗練されたAORにも通じるブラスな世界、エレピで奏でている時点で何かおかしいって感じだけど、それでもサックスとかでのソロを聴いているとジャジーなプレイも出て来るから、ごった煮と言えばごった煮なアルバム。自分的にはここまで来るとちょいと付いていけないな、っていうくらいではある。

 鍵盤奏者二人のバンドなんだ…、しかし1974年でこういう音に進んだってのはさすがドイツ、先見の明があるというか変態チックに進む方向こそが本能か?時代とマッチした方向性だったんかな…、もしかしたらちょっと早いくらいかもしれない。そういう目線で聴いてみるとかなり新鮮さが発見できる部分はある。でも、やっぱ…ね。ジャケは結構良い感じなんだが…。




Atlantis - It's Getting Better

Atlantis - It`s Getting Better (1973)
It`s Getting Better

 70年代ってもう40年前なワケだけど、未だにそんなのを聴いて発掘したりして、やっぱ良いな〜とか言ってる場合なんだろうか(笑)。昔はバンド名だけは知ってたけどなかなか聴けなかったし、レコード屋行っても見つけられないままでそのまま、ってのも多いし、すっかりそういうのを集め直すなんてのも忘れてるし、今じゃデスクトップでアレコレ探して聴けちゃう時代、考えられなかったよな、そんなの。アルバム一枚探してきて買って、正座して、とは言わないけどじっくりと耳を通して、なるほど、こういうアルバムなんだ、もう一度聴いてみよう、なんて何度も聴いていったモノだ。レコード5枚くらいは普通に買ってきちゃうから、全部ってワケじゃないけど、コレってのは大抵そうやって聴いてたもんだ。

 Atlantisの1973年リリースの二枚目の作品「It`s Getting Better」。これもドイツのバンドなんだけどヴァーティゴからのリリースで、ジャケットを見たことはあったけど、ソウルフルな云々ってのが頭に残ってたから後回しにしてた作品のひとつ。今回インガ・ランプとジャン=ジャック・クラヴェッツあたりの英国的センスが気に入ってきたので、手を出してみた作品です。確かにもともとソウルフルな、ってかファンキーなのもやってみたいってんでコンガみたいなパーカッションが入ったりベースラインがやたらファンキーになってたりするんだけど、インガ・ランプの歌声はオトコ顔負けのロックスタイルだし、鍵盤のジャン=ジャック・クラヴェッツはマルチだから何でも出来ちゃうし、ギターも思い切りブルースギター弾いてるし、結局リズムセクションのファンキー化だったのか、かなり面白い作品に仕上がっているように聞こえるな。

 Babe Ruthあたりと被るような方向性で随分と楽しめる。こういう作品群って今の技術でもっとキレイな音にならないかな…、迫力ました音でこれ出てきたらやっぱロックかっこいい!ってなる人多いだろ、と勝手に思ってるけどさ。こいつもあの頃のブルージーなハードロック路線が好きな人は好むでしょ。鍵盤比率は多くなくてベースがうるさいくらいに出てきてるけどギターもかなり出張ってる。一番はやっぱりインガ・ランプの歌声を味わうってバンドなので、そこが売りではあるな。

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物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。


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