「Live From London」。主役はもちろんアンディ・マッコイで、飛行機に乗ってたまたま隣同士になったのがボーカルのアニタ嬢で、一緒にやろうか、ということになったらしいが、単に盛り上がってラブラブになっただけだろう(笑)。いや、それでもとにかくチェリー・ボムという素晴らしいバンドでアンディ・マッコイの才能が開花していたんだから良いのだが…。案の定職にあぶれていたハノイの同僚をひたすら仲間に入れる。ギターはもちろんナスティ、ドラムにはテリー・チャイムズ、ベースは元シャム69、ローズ・オブ・ニュー・チャーチのデイヴという布陣なので勝手知ったるものだろう。そして楽曲はすべてアンディ・マッコイが書き下ろしているが、やはりこの頃って彼の音楽的才能のピークなのかな、素晴らしくポップでキャッチーなロックンロールが満載で、しかもライブが派手で映えるのが良いね。それはアンディ・マッコイはもちろんながらナスティも同じくステージ映えするしさ。
初っ端からコーラスが凄く楽しくなってくる「House Of Ecstasy」「100Degrees」のオンパレードで嬉しくなってくるね。やっぱりこれもかっちょよいバンドで、ライブの映像が残っていて感謝だね。いくつかハノイ時代のナンバーもあるけど、アンディの曲はやっぱりどれもこれも最高のセンス。アニタ嬢の歌はさすがに途中からダレてきて飽きるんだけどさ。
やっぱり古めの曲が演奏されると胸が熱くなるが、同じくらい感動するのは「Beautiful Day」だったり「Sometimes You Can...」だったりもする。「One」なんてのはもう過去の名曲群の中でもダントツの位置付けだし…。90年代の曲なんだけどさ。もちろん往年の80年代の曲「血の日曜日」や「プライド」なんてのは涙なしでは聴けない曲だし、ライブだとそれがまた実感籠もっていて更に感動的。実は終盤に行くにつれてあまり聞き込んでない曲になっていくのが哀しいが、最後の「40」はもう素晴らし過ぎる。ひとりずつ静かにステージを去っていくという演出もこれまた見事。