ロック好きの行き着く先は…

60年代のブリティッシュロックから70年代黄金期を聴きまくり、行き着く先はマニアへの細くて深い道のみか。それでも楽しいロックこそ我が人生。 by フレ

「note」マガジン発刊

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Ladybaby - 有馬えみり

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有馬えみり、最高。

ロシア語のカバーなんて普通やるか!?

Arch Enemyも当然。



そして革新的なサウンドのソロ作。



で、これが21歳頃のライブだ。圧倒的に観客を抑え込んでいる。この歌詞が凄いんだが、これも有馬えみり作だから恐れ入る才能。



ARIMA Emily - 有馬えみり

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有馬えみり、最高。

アーティスティックな作品もチャレンジしてて、ニッチな世界ながら唯一無二の音世界を繰り広げている。電子的な前衛サウンドにバックで得意のデスボイスが存分にシャウトされているのに、作品はクールに決まっている面白さ。

コレ↓とかもう天才。





コレ↓はもうあり得ない…、だからプロ。

Passcode - 有馬えみり

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有馬えみり、カッコ良すぎる…。

2021年8月にPasscodeに加入、その前まではLadybaby在籍ながらも、作詞家、ソロアーティストでもあったのだが、今は職業アイドル。ま、YouTube見てるととてもそうは思えないので、スクリーマーが職業にならなかっただけのシャウトボーカリスト、か。

カッコ良すぎる。



コレ↓最高。

The Kinks - Kinda Kinks (1965):

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 1965年の英国、正にマージービートの快挙真っ只中でストーンズにビートルズにキンクスにフー、その他諸々が雨後のタケノコのように出てきた頃で、今から思えば60年前の話で、既に歴史的な出来事になっているだろうし、その分事実関係もよく分からなくなってる事も多い。ペギー・リーへの楽曲提供の理由は果たしてどういう経緯だったのか?先方のオファーとしたら何故に?まさかレイ・デイヴィスからのオファーした事でもないだろうが、その辺が結構レイ・デイヴィスも多数の人に曲を提供してたりするし、しかも最初期に多いから玄人受けする人だったのかもしれない。

 1965年にリリースされたキンクスのセカンドアルバム「カインダ・キンクス」は今じゃデラックス・エディションで2CDまで拡張されて色々なボーナストラックが入ってるのでお得、と言うよりもやりすぎなくらいで、「I Go To Sleep」のデモバージョンはこの「カインダ・キンクス」のボーナストラックで聴けますが、憂いのあるデモテイクで、レイ・デイヴィスがソロになった90年代半ば以降のライブで取り上げられていて、そこでこの曲の凄さと良さが広がったとも言える。デモ作って30年後にようやく自身の曲の宣伝を行って評価を受けたのもこれまたキャリアの成せる業だが、それだけ多くの人に認められる曲を作っていた天才と、やっぱりレイ・デイヴィスは好きです。このデラックス・エディションシリーズを何枚か聴いて、オマケも良いけど本編の曲がどれもこれも心に染み入るが、音は時代だからチープだけど、メロディセンスが凄く綺麗だったり覚えやすかったりしてホント天才的。そして歌詞も皮肉調で歌にはついホロリ、なんてのもあるが、もっともR&Rバンドの側面が大きいからまだカチャカチャした音だけど、キンクスはいち早くそういうのから抜け出てオリジナルな道に走ったバンド。

 「カインダ・キンクス」か、久しぶりに聴いた。ただ、どれも普通に口づさめるから相当聴いたアルバムだと思うし、所々にシングルがあるから余計に聴きやすいし覚えやすく、「Dancing In the Street」もあるけど、この辺は他のバンドの方がかっこ良かったりする。あと印象的なのは弟のデイヴ・デイヴィスの素頓狂なハイトーンな歌声で、これがまたアルバムの中ではアクセントになってて面白いので結果的には凄いバラエティ豊かなアルバムになっている。ボーナストラックの方は細かく書くとキリないけど、時代をパッケージしててこの頃既に才能発揮しまくりの名曲オンパレードで、他のアルバムが名作過ぎて地味に埋もれている「カインダ・キンクス」だけど、やっぱり良いデキです。





60sUKRock

Small Faces - Small Faces (1966):

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 英国の若者達はR&Bに根ざしたサウンドを目指して自ら楽器を持つようになるが、声質はやはり黒人のそれに敵う人間が限られているし、しょうがないが、それでもそういう人間が何人か出てくるのが英国ロックの面白いところで、代表的なのはスティーヴ・ウィンウッドとスティーヴ・マリオット。ポール・ロジャースはちょっと違った上手さだし、ロッドも然りだがここ最近黒いの聴いていたのでちょっとそんな系統を、と思ったのでスモール・フェイセスで。

 1966年リリースのデビューアルバム「Small Faces」で、この前にシングルは出ていたけどアルバム的にはコイツが最初だが、もっとも最近のCDでは全部一気に入っているので、お得に手に入る。1966年でしょ?かなり早い段階でこのサウンドを出してて、バンドのコンセプトも当然モッズそのもので、顔役=フェイセスと言うバンド名もそのままだし、小綺麗な所もロッカーとは違う。そして出てくるサウンドが何と言っても圧倒的に黒いし、バックの音は黒いの好きなんだなと言う感じのコピー音だけど歌が凄くて、何だこのソウルフルな声はと思うが、それがミックスされてサウンドとして出てくるから余計に魅力的。スモール・フェイセスを黒人達でカバーしたアルバムが出たらそのままになってて面白いと思う。

 ファーストアルバムと言っても、結局デッカ時代は二枚しかアルバムをリリースしてなかったのでいわゆるベスト盤にも大体の曲が入っているが、冒頭の「Shake」からしてもうオーティスって感じだし、ホントに歌とコーラスを上手く使っていて、R&Bの影響力絶大ってのはよく分かる。そして歌モノもしっとりと聴かせてくれるし、ドラムの音も結構スタックス的なリバーブで面白く、クオリティが高いのは「It's Too Late」や「What'cha Gonna Do About It」とやっぱり外せない正に「胸いっぱいの愛を」の「You Need Loving」で、それと「Sha La La La Lee」も良い。

 ザ・フーほどコピーバンドを見ることはないし、そこそこ人気があると云われてもホントにど真ん中で好きな人は見たことないが、実際はどうなんだろ?それなりに人気はあるし、ファンもいるけどとことん、と言う人は少ないのかもしれないがそのヘンがスモール・フェイセスの良いとこかもしれないし、ロニー・レイン、ケニー・ジョーンズ、スティーヴ・マリオット、イアン・マクレガンのメンバー全員がこの後有名になっているのもこのバンドの凄いところ。





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