目次2009年6月21日更新

ロック好きの行き着く先は…ブログ掲載の目次です。
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Jimmy Cliff - The Harder They Come

 レゲエミュージックが心地良くなりそうな季節がやってきた。レゲエとダブならば圧倒的にダブを選ぶんだけど、まぁ、この際どちらでも良いか…ってなことで、古くから名盤、名映画としてタイトルだけはず〜っと聞いたことのあった「ザ・ハーダー・ゼイ・カム」。まだ映画は見たことないんだけど、音は何度か聴いたので、季節柄もあるし、流れもあって、ちょっとここで上げてみようかと。

ザ・ハーダー・ゼイ・カム ハーダー・ゼイ・カム [DVD]
Jimmy Cliff - The Harder They Come (Soundtrack) The Harder They Come
Keith Richards and Toots & The Maytals Keith Richards and Toots & The Maytals

 1972年、なんだな、驚いた。ロックの世界にレゲエが登場するのも大して差がないってのはこの映画による影響力のためなんだろう。クラプトンの「Eric Clapton - The Cream of Clapton - I Shot the Sheriff I Shot The Sheriff」なんて映画通りの話だし…、ま、ボブ・マーリーによるもんだけどさ。クラッシュによるレゲエ・ダブへの挑戦はこの辺から来ているのは間違いないだろうしね。ポリスのはちょっと違うけど…。

 「ザ・ハーダー・ゼイ・カム」というジミー・クリフを中心としたサウンドトラックだけど、もう代表作。どこか「アメリカン・グラフィティ」みたいな雰囲気を醸し出したサントラ。映画の内容は実話に基づくジャマイカの実情らしく、当然マリファナと大きく関わってくるものってことで良いのか悪いのか、ただ、そういうジャマイカの実情が広く知れ渡った文化のひとつだし、ゆる〜い文化もアリ、みたいなとこだろう。

 サントラの音だけで言えば、意外と聴きやすいポップな曲調のレゲエ的サウンドでして、そんなにハードなものじゃないから凄く聴きやすい。ダラダラでもないし、しっかりと出来てる作品。オムニバス的に多様のアーティストが参加してるから余計にバラエティに富んでいて聞きやすいんだね。ちょっとびっくりした。名盤に挙げられるのもよくわかるわ。

 ジョー・ストラマーやクラッシュのカバーでそのかっこよさに気付いていたタイトル曲「Jimmy Cliff - The Best of Jimmy Cliff - The Harder They Come ザ・ハーダー・ゼイ・カム」やTOOTS AND THE MAYTALSの「Toots & The Maytals - The Harder They Come (Soundtrack) - Pressure Drop Pressure Drop」ってのがね、やっぱり良い曲だな、と原曲を聴いても思うし、そんなにとんがってなくって唄われているのも面白い。パンクのアレンジによるレゲエってのも、なるほど〜ってなモンですな。割とルーツミュージック的に聴いたんだけど、単純に心地良く楽しめました。映画もちょっと気になるな…。



Steel Pulse - Handsworth Revolution

 これだけブログでロックを中心とした音楽記事を書いていながら、自分でも予想しなかったような方向の音楽を聴くことになるのもよくあって…、ちょっとこのヘンのワイト島フェスティバル2007関係からフォーク的なものへ〜なんて漠然と思ってたんだけど、なぜかダブ系のものを聴いたらそっちに進みたくなってしまって(笑)。まぁ、暑くなりつつあるってのもあるんだけどさ、この時期でダブ・レゲエに入っちゃったら思い切り暑い真夏日にはどうすんだよ、とか思っててちょっと後回しにしたかったんだよな。ま、しょうがない、ちょっとしか知らないからいっぱい書けないんだが…、その辺へ進もう(笑)。

Handsworth Revolution Tribute to the Martyrs
Steel Pulse - Handsworth Revolution Handsworth Revolution
Steel Pulse - Sound System - The Island Anthology The Island Anthology

 スティール・パルスのデビュー作「Handsworth Revolution」、1978年の作品…、正にパンク全盛期に出てきたものなんだけど、歌詞のアピールが直接的だったらしい。今で言うラップと同じような主張をレゲエ・ダブのフィーリングで打ち出していたらしいけどそこまで追いかけ切れてないな。ただ、まぁ、そのヘンはパンクを聴いていると普通に出てくる話なので、そういうもんだろう、と。

 そんで、このスティール・パルスってのは…、そういうレゲエ・ダブ的バンドからすると妙にクールでロック寄りのバンドらしいってことで昔聴いたことはあったんだが…、拒絶だった(笑)。まだね、こういうかっこよさって言うかとんがり具合ってのはわかんなかったからさ。今は割と気楽にこういうの聴いているから全然良いんだけど、かと言って凄く名盤!ってのが分かるほどでもない。ただ心地良いからっていうのが大きくて、そういう意味では聴きやすいんだろうと思う。多分即ち良いアルバムってことか?だろう。

 やっぱさ…普通に音楽やロックを聴くぞっていう感覚で聴くモンじゃないよな、って思う。かと言ってプカーッてふかしながらってワケにもいかないから難しいな…。酒じゃちょっと違うし…。まぁ、そんな音だ。聴いているとどんどん心地良くなってくる…。レゲエなんだけど、もっとかったるいからダブに近いのかな…。面白いなぁ、今更こういう音が好ましくなる自分って(笑)。



Groove Armada - The Best Of

 多種多様なバンドやアーティストが登場するフェスティバルってのは、あまりこだわらずに音楽を楽しむ人には良いチャンスなんだろう。こだわっていても、そこで新たなサウンドに出会ってしまってときめく、なんてこともあるだろうし、自由な雰囲気に逢わせたBGMだったから気に入ったとかってのもあるだろう。そうなるとライブの雰囲気に敵うモノはないから、なかなかその後にアルバムを聴いてもイマイチってこともある。そんなことで、自分もテレビで見ながらってことで雰囲気というんじゃないけど、お?っと思ったのが、このグループ・アルマダ。まぁ、知ってる人は少ないような気がする…、だってロック好き人間の聴く範疇じゃないバンドだもん。ダンスエレクトロニクスって類らしい。
The Best Of Goodbye Country (Hello Nightclub)
A Tribe Called Quest, Aphrodite, Groove Armada & The Chi-Lites - Best of Groove Armada Best of Groove Armada

 よくわかんないけど、たまたま見た曲が「Groove Armada - Best of Groove Armada - Superstylin' Superstylin 」っつうヤツで、それのライブバージョンだったもんだからえらく混沌とアグレッシブでして、レゲエ?ダンス?ダブ?ポップス?エレクトロニカ?ファンカデリック?みたいな感じでさ、レゲエとかダブとかの音にピンク・フロイド的壮大な構成美を持ちながら同じリフレインを繰り返すとかあって、トリップ系ではあるなぁ…と。それを自然ではない楽器の音を用いてひたすら展開しててさ、なんか不思議な音だったので気になったワケさ。なんでも吸収してひとつに吐き出したって感じで、ごちゃごちゃに混ぜ合わせて出来上がった音の代表格みたいなもんなんだな。曲と言うよりかは手法論に驚いたってトコ。

 アルバム単位ではよくわからなかったので、とりあえずベスト盤「The Best Of」を聴いたんだが…、う〜ん、普段自分が聴く音楽の類には絶対に入ってこない部類の音なので、書きようがないんだけど…、楽しい人は凄く楽しいんじゃないだろうか。トリップしてても何しても。ダンス、ですな(笑)。まぁ、それでも惹き付けるものを持ってたんだからこうして記憶に残っていて書いているんで…。これからの季節には気持ち良いかもしれないビートと気怠さや音を持ってる感じ。

 こういうのって難しい(笑)。いや、正に本能的に聴けるかどうかってな部類の音だから…。昔ディスコとか流行った時にさ、どうしてもダメだったんだよね、ああいう音。だから苦手なんだけど、そこのダブやレゲエみたいなのや何か心地良さ気なのが入ってるから面白いし聴けるんだろう。そしてこのグループ・アルマダって二人が中心のユニットなんだ…。才能あるなぁ…。



The Feeling - The Feeling

 ワイト島フェスティバルってアレ?ってな感じの部分も多いんだけど、2007年は復活してやってたらしい。他の年にもあったのかもしれないけど、よくわからん。まぁ、1969年から71年までは確実にやってたので皆知ってるハズだが(笑)。いや、それでその2007年に行われたワイト島フェスティバルの模様をテレビで見てて…、いくつか面白いなぁ〜と思うバンドを見れたのでその後ちょこちょこっとチェックしてたりしてさ。アルバム聴いたらイマイチ〜ってのもあったけど、まぁ、最初見た時の印象が良かったってことでライブバンドなんだろう、と勝手に決め込んでなるべくライブを見てみる、とかね。最近のバンドだと結構色々なライブをテレビで流してたりフェスティバル系に出ていることも多いからさ。

ザ・フィーリング(期間限定特別価格) ジョイン・ウィズ・アス

 そんな中のひとつ、あまりにもあまりにも爽やかでポップで軽快でふざけるなってくらいに英国的で軽くて、ツボを押さえていて見た目はかっこよくって、でもオヤジ臭いっつう感じでちと気になったザ・フィーリングっつうバンド。昔で言えば10ccとかエルトン・ジョンとかま、クイーンとかそういうポップで軽快でおしゃれなサウンドを英国的に奏でている、ある意味本当に売れ線音楽的に展開しているバンドみたいだな。

 アルバムで言えば「ザ・フィーリング」というファーストアルバムで、ここからはいくつかヒット作が出ていたらしく、観客も唄っているし、まぁ、覚えやすいし。それでいて確かな演奏力もあるしパフォーマンスもなかなかよろしいです。そのライブを見た後にアルバム全編聴いたんだけど、これがまたホント、よくできたポップスで新人バンドの作品という感じはまるでない。どこかノスタルジックな英国的ポップロックの典型で、オールドロックファンのその辺が好きな人にはウケるんじゃないだろうか?ま、ビートルズ好きにはウケるでしょう。どっちかっつうと10cc的だけど…、あぁ、そこに80sのアレンジの雰囲気も入れているから見事なもんです。どの曲聴いてもしっかり楽しめるはず。コーラスワークも見事だし、ここまで軽いのをバンド単位で作れるのか、っつうくらい。

 まぁ、自分がアルバム全部聴いてみて思ったのは、決して好みではないってこと。でも、見事だと思うしパフォーマンスも良かったワケだから聴いたんであって、そういうきっかけを与えてくれるバンドってのはやっぱ才能あるんだろうしさ。だから否定はないなぁ。ただ、こういうポップなの聴き続けることができないんです(笑)。



Wolfmother - Wolfmother

 割と音楽モノってテレビでは見なくってね…。映画とかは見るんだけど音楽モノってどうもしょぼくなってしまうので見る機会が少ない…って、そりゃ最先端のプラズマテレビにステレオ、とかだったら違うんだろうけどさ、見ないからプラズマにする必要がないし…、まぁDVDとかは見たい気がするが、そうなるとどうしてもホームシアターセット的にしたいしさ。5.1chスピーカーとかブルーレイレコーダーとか色々と気になってしまうので、意識をそっちに向けないようにしているのだな(笑)。いや、話逸れまくってるけど、地デジなんてさ、対応してなくて期限来たら多分どっかがカネ出して買えてくれって言ってくるような気もしててさ。これだけ普及したテレビ文化を断ち切るって無理だろうし、テレビを必要としているのは都心から離れたところにいるご老体の方々なワケで、そんなの地デジとか言ってもねぇ。ある日突然テレビが映らなくなって退去避難令も知らなかった、とかなるワケでしょ?ん〜、そうならないようなことを誰かが何かするような気がしてるもん。

狼牙生誕!(初回限定盤)

Wolfmother - Wolfmother Wolfmother
Wolfmother - Dimensions - EP Dimensions - EP

 ん〜、んで、だ(笑)。要するに珍しく音楽モノ見てて、それが2年くらい前のワイト島フェスティバルで、そこでたまたま見たのがこのウルフマザーっつうバンド。なんか…えらく古い音やってるけど、若いしなぁ…、と。トリオで思い切り昔のハードロックとプログレとかを足したようなのやってて、パフォーマンスも結構格好良いし、ベース兼鍵盤ってのも良い。ボーカル兼ギターだけど、どっちのテクニックもしっかりしていて楽しい。わかりやすく言えばホワイトストライプスをもっとバンドにして古くさせたようなもんか。ん?ここに来ている人達的には…、オジーの歌声にテン・イヤーズ・アフターなんかを足したような感じ、ってのがわかるか?

 ファーストアルバム「狼牙生誕!」しかリリースされてないけど、そこかしこで聴き慣れたリフやフレーズが出てくる…面白かったのは「Colossal」とか「Where Eagles Have Been」なんてZepの「幻惑されて」のあのリフじゃないか、みたいなね(笑)。そんで面白くて聴いてて、どうにもオーストラリアのバンドってことなんだが、可哀相に2008年にはドラムとベースが脱退しているから既にボーカル兼ギターのヤツしか残っていないという事態でして、果たしてどうなることやら。もったいないからもう少し活動してほしいなぁ。まだオールドタイムなロック好きはいっぱいいるだろうっ!

 とにかく、聴いてみてください。ワウペダルでグイグイと引き込まれるし歌も確かにオジー的な歌声で艶もあるし、アドリブ的プレイも即興の熱さを語っているし、面白いです。YouTubeの「Communication Breakdown」聴いてみるとかなり驚く…、これ…、正にあのツェッペリンそのもの!!







Black Sabbath - Sabbath Bloody Sabbath

 ハードなディストーションギターによるロック=ハードロックとかヘヴィメタルとかの類が出てきて早くも40年くらいになる。今でも進化進歩はしてるんだろうけど、結局ギターを歪ませた音でハードにがなり立てるというスタイルは相変わらずだ。ロックのパイオニア達は如何に早くからその初期衝動を音にして現していたことかとまじめに考えると驚く。そんな中、多分その創世記から現時点に於いてもまだ現役で同じ音を奏でている人達もいるワケだ。

血まみれの安息日 Paranoid

 ブラック・サバスの1973年リリースの5枚目「血まみれの安息日」を…。クイーンが出てきた頃ブラック・サバスは既にこの作品と完成度の高さを誇っていたワケだな。ジャケットがちょっとブラック・サバスらしくないというか英国らしくないというか、違う感じがするんだけど言い換えればヘヴィメタルのジャケットとしては非常にそれらしいのかもしれない。まぁ、そんなことよりも中身の濃さが素晴らしいんだが。

 一体どうしたらこんなにヘヴィでダークなリフが作れるんだい、アイオミ君?そういうリフが顕著に収められているのがこの「血まみれの安息日」というアルバムじゃないだろうか。もちろん過去作品「Paranoid」「Black Sabbath, Vol. 4」なんてのも名盤の域なんだけど、「血まみれの安息日」も相当に凄い…っつうか完璧と言っても良いくらいのリフレインが怒濤のように聴けるもんだ。オジーの抑揚の少ないボーカルがあってアイオミのダークなリフが生きるんだろうけど、それにしてもメンバーそれぞれの個性と存在感が圧倒的に出てきているし、そのバランスも見事。ギーザーも正しくツボを得たベースラインをこれでもかと重く聴かせてくれるし、何よりもこれまでのブラック・サバスとはちょっと逸脱してきていて、ダーク+キャッチーなメロ、みたいな曲展開が多い中、更にシンセイザーに挑戦ってなことで当時全盛期のイエスのリック・ウェイクマンをゲストに迎えて実験してるし。この「Sabra Catabra」の完成度が高いんだ。リフのみならずバンドアンサンブルも最高に熱くてクールだし、ツェッペリンの即興とほとんど変わらないくらいの音世界が聴けるもん。

 曲はねぇ〜、好みと言えばやっぱり「血まみれの安息日」がダントツだけど、どれもいいな…。A面は最強とも言える布陣じゃないか?B面も…いいんだわ、これが(笑)。今はリマスター盤のCDを聴いているんだけどさ…、滅茶苦茶音良いな…。色々な音があちこちから鳴ってきてハッとすることも多いし、音の分離が凄く良くなってる…。あんまりこだわらないんだけど、やっぱリマスターは音の印象が変わるね。じっくり聴いているとどうやってオーバーダビングしてったのかなぁ〜とか何となく聞こえるもん。あ、被せた、とかさ(笑)。

 いやぁ、話を戻そう…。アイオミさんのギターソロがね、全く突出しているっていうのか、これっきゃないっ!って感じのソロとかオブリガードでして…、その辺も見事だしさ。段々洗練されてきたブラック・サバスの頂点の作品とも云える。

 そういえばまた7月末頃には紙ジャケSHMCD「血まみれの安息日(紙ジャケット仕様)」として再発されるらしいが…、よく出るなぁ…。



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物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。


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6月27日
訃報:マイケル・ジャクソン
 ここのところの訃報続きに驚くばかりでして、70年代のロックの王者達の訃報などはほとんど聞かないのにそれ以降の世代のヒーロー達が次々に亡くなっている。昨年暮れの樋口宗孝さんから割と続いている40〜50代での訃報。そして今度は世界のスーパースター、マイケル・ジャクソンだ。やっぱ最初は驚いたよ。「は?」ってなモンで、まさかこのマイケルだとは思わなかったもん。でも50歳だったんだね、もう。近況は全然知らないからどんなんなってたか何も言えないけど、あの華麗なるスター像ではなかったんだろう。結局寂しい最期を迎えてしまったのか、誰か側にいたのか…。華麗なる80年代の象徴でもある「スリラー」をまた引っ張り出して聴き直してみたけど、音楽的云々という聴き方はできないね。一気にタイムトリップしてしまった(笑)。そういう意味では永遠に残り続ける人だな、確かに。しかし著名人の大げさで愛のないコメントって…アメリカらしい。生きてる時にはそんなに気にしてなかっただろ、お前ら、と言いたいが…。ま、ともかく、世紀のスーパースターが世を去ったことは少々寂しいですな。
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