目次2017年3月25日更新

ロック好きの行き着く先は…ブログ掲載アーティスト・バンド名の目次です。
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Three Lions - Three Lions

Three Lions - Three Lions (2014)
スリー・ライオンズ

 大英帝国のロックってのはやっぱりひと味もふた味も違う。もちろん各国のバンドってそれぞれがお国柄的な風味を持ってて、どういうサウンドやろうともそれはどこかに出てくるし、だからこそ面白味は増すものだから聴いててどこのバンドなんだろ?って探すのもまた面白い。それにしても英国のバンドの、しかもハードロック路線ってのはそんなに幅広げられないのか、ってくらいにわかりやすい…のは自分が長年その手のを聴いているからだろうか。ちょいと憂いがあって硬質感もちょいと、それでいてある種わかりやすい旋律…、決して仰々しくならない華々しくもならないし、湿ってるよね的な音、うん。

 Three Lionsなんて大胆なバンド名を持ってきて、どんなんだ?って思わせるのも狙いかな。英国でのライオンって結構な象徴だからバンド名に持ってくるのって自信ないと出来ないか単なる勘違いになっちゃうワケだ。いや、勝手な妄想。うん、それでアルバム「Three Lions」が2014年にリリースされてて、どんなnかと思えば、元々Tenというバンドのギタリストがシーンに復帰してきて組んだバンドです…即ちあのメロディラインの路線のバンド、ってかほとんどそのままなんで分化したひとつ、なのかこれが本流なのか、はあるだろうね。リスナー的には良質なメロディラインでこんだけ間違いなく英国ハードロックを継承している音ならいくらあっても良いんじゃないの?って思うけど。

 最初の曲が一番フック引っ掛かってくるんだけど、アルバムの中ではこれ一曲が最高ってくらいのが出ちゃってて、他の曲も頑張ってるし、どこをどう聴いても英国製のハードロックでメロディもそうなんだけど、あと一歩感があるかな、聞き足りないだけかな。それとしっとり目な曲も結構あるから聴かせるという部分ではさすがですね。ギターの裏メロとかソロでのメロディアスな展開はお手の物だろうなぁ、こういうの、違和感なくそう弾くだろうな、って展開と旋律のままに進んでくれます。何回か聴いているとこのアルバムの良さがもっと染み渡ってくると思うんで、英国モノはじっくり聴かないとダメなんです。





Accept - Restress and Live

Accept - Restress and Live
アクセプト『レストレス・アンド・ライヴ』【初回限定盤Blu-ray『BANG YOUR HEAD!!!』+2枚組CD『BLIND RAGE TOUR』(日本語解説書封入/日本語字幕付き)】

 長年やってるとバンドのメンバーってのはどうしても変わっていくモノなんだろうし、もう既にロックの歴史も長くなってきて老化していってるからどんどん新陳代謝も進んでいるしね。それでもバンドの本質が変わっていないバンドってのはやっぱり凄いなって思う。実はそういうのって結構多くはないんじゃないだろうか、などと思ったり。それもさ普通のバンドならともかくHR/HMのバンドなんてまさか70歳になってもやってるなんて思わなかっただろうしさ、普通のロックだって同じだろうよ。若いバンドは自分達のレジェンドだったバンドと一緒にステージに上がるとかもしかするとバンドに入れちゃうってこともあるんだろうし、よく分からん話だな…。

 Accept…、それも再結成してからの今のAcceptの新作ライブ「Restress and Live」ってのが出てて、YouTube漁りしてた時に右側に出てきたから、あ、これ出たんだ、って事で軽い気持ちで見始めたら面白くてついつい全編見入ってしまった(笑)。スタジオ・アルバムなんかでも見事にウドがいなくなった後を新しいボーカルが同じような歌い方と声でバンドをカバーしていて、こりゃ何ら変わらずに全盛期と同じ鋼鉄感を出しながら出来るんだな、ってのはあったけどライブ見ててあまりにもその馴染みぶりに驚いた。全く、何ら違和感なく馴染んでて自分の居場所は正にここしかないと言わんばかりにバンドにハマっててさ、それに引きずられてってのもあるだろうけど、バンド全体が若々しくパワフルになってるとすら思える。メンバー結構歳なハズだけど、しっかりとシェイプアップ?っつうかスリムなメタルバンドの体型を保ってるから見栄え的に年齢を感じさせないってのもある。ファッションもしっかりと拘ってて、上はTシャツだけどそこからは結構凝っててメタルバンドってこういうもんだよな、っていうのを超えたカッコ良さを保ってる。ウルフ・ホフマンのギターの音にしてもしっかりと最新のサウンドしてるし、それでいて滑らかな音色でフライングV使いとしても楽しめる。

 しかしこんなにコーラス上手くて演奏上手いバンドだったっけ?あまりにもウドのインパクトが強すぎたからかこういう雰囲気なバンドでもなかった気がするけど、これが今のAccept。凄くバンドの中が充実しているってのが伝わってくるし、ライブの最中のメンバーの絡みやアクションなんか古臭いけどKissと同じでこういうのはあると楽しめるんだよ。バンドの仲の良さも分かるし。そして新しい曲中心に申請アクセプトをアピールしつつも古い曲の違和感の無さを武器に重金属バンドの真骨頂オンパレードで畳み掛けてくる。2015年地元ドイツでのメタルフェスでのトリだったのかな、その模様をフルで記録したライブってことでCDの方はロシアでのライブが入ってて曲も異なるってことだ。地元での人気のステータスってどういう位置づけなんだろ?キャリアも長いしそれなりに大物感あってほしいが。それはともかく、最後の最後までパワフルで、重金属鋼鉄感満載のまま締めてくれる徹底ぶり、ここまで徹しているバンドも多くはない。楽曲にメジャー感が全くないけどこういうの、凄いな。



Eclipse - Are You Ready To Rock

Eclipse - Are You Ready To Rock (2008)
アー・ユー・レディ・トゥー・ロックMMX

 「今」というシーンを追いかけるのって実は一番難しいんじゃないか、なんて思ってて、好きなバンドがあったら当然追いかけてれば良いんだけど、周囲のシーンも含めて同時代的に追いかけるのはなかなか大変。後追いになる時はカタログ化されたり体系化されてたりするし、情報もまとまってくるし何とか追いかけられるもん。でも、一番旬な時に旬なモノを追いかけて聴くのが一番楽しいんだろうし、なかなか難しい…って思うのもホントに自分がそうやって取り組んでないからだろうね。90年代以降、すべてのものが新しいという感じだからなぁ…。

 Eclipseってスウェーデンのバンドの2008年リリースの作品「Are You Ready To Rock」。北欧のメロハーシーンではかなりの良作のようで、ジャケット見てるとアメリカ南部のサザンロック系かと思うくらいのモノだけど、全然違っててモロに80年代風味のあるメロディのしっかりした、AOR的とも言えるハードロックで、こりゃ聴きやすいわな。当然ハードロック路線であろうともキャッチーな方が受けるだろうし、疾走感溢れる快活な曲が並んでいた方がアルバム的にもバンド的にも好まれるからこういう選択もあるんだろう。歌も上手いしギターも上手いし曲もしっかりフックが利いてるし軽くもないし、見事なバランスで出来上がっている。女性ファンも多いんだろうなぁ、とか想像できちゃうし、そりゃ受けるわ。

 それにしても、ここまでアメリカナイズされた音が出来ちゃうってのはシーンを狙っての事なのだろうが、それも才能だよなぁ、なんて思ってしまう。暗さや憂いや影ってのがあんまり聴かれないしね、上手いわ。歌の快活さとギターのスリリングさにリズム隊の躍動感のそれぞれが見事に相まって気軽に流してても気持ちのよいアルバムだ。80年代風味ってのは自分的には聴きやすいのかな、その分引っかからないで自然に流れてってしまうのが慣れすぎ(笑)。んでも、コレ、ツボを抑えた曲が多いし、良いアルバムだな…。



Treat - Organized Crime

Treat - Organized Crime (1989)
Organized Crime

 ゴリゴリのロック好きからするとメロディアスなハードロックってのはどうも軟弱に聴こえてしまって、きちんと追求する気にならないってのが本音だ。聴けば良いと思うけど、それでも飽きてくるんで、やっぱりゴツゴツしたヤツの方が好きだ。それでもメロディアスというモノは気になるもので、それもギターの旋律が、と付いてくると聴いてみたくなる。そんなことであまり興味を惹かなかったバンドなんかも聴いてみることが多くなっている。おかげで実に色々な音を聴くようになったのでアレルギー耐性も付いてきたというものだ。

 Treatというスウェーデンのバンドの1989年作「Organized Crime」、名盤と言われているアルバムで、当時知らなかったなぁ、これ。いや、ジャケットは見た記憶はあるけど聴いたことはなかったし、Bon Joviの二番煎じの北欧メタルの雄だなんて知ることもなかった。んで、聴いてみるとさ、何か妙にアメリカンなキャッチーな感じのが流れてきて、どうにもダメかもな、なんて思いつつレビュー見たりしてると途中からメロディアスな北欧系の美しいサウンドに変わるってんで、我慢して聴いてるとなるほど、突如としてバラード曲からこれまでのアメリカンな無理な雰囲気はなんだったんだ?ってくらいにお城が見えてくる。いや、アメリカに城はないけどヨーロッパってお城がたくさんあってさ、そういう印象が漂ってくるワケですよ。ホントにこのヘンの方々ってメロディアスなギターとか上手いよな…。

 終盤の美旋律の流れが何か凄くってさ、こういうのだけでアルバム作っておいた方が良かったのになぁと思うくらい。序盤はアメリカ中盤から後半は北欧そのものというアルバムで器用なバンドと言うのか、魂売ってると言うのか、いずれにしても良質な作品を作れて聴かせられるバンドってことですな。しかしこういうのって80年代からあったのか。随分と早い時期でのこの手のバンドだったんじゃないかな。



Brother Firetribe - Heart Full of Fire

Brother Firetribe - Heart Full of Fire (2008)
Heart Full of Fire

 何か面白いのないかな、って適当な間隔で探したり漁ったりするんだけど、いや〜、これは知らなかったなぁ〜ってのは山のようにある。だから面白いとも言えるし、何でもっと早く聴かなかったんだ、っていう後悔の念もあったりと情報過多な時代だからこそ埋もれてしまう情報に眼を配らないといけないという矛盾、そんな時代だ。それにしてもまだまだね、面白いのあるよ。ずっと聞くかどうかわかんないけど、多分良作だったら聴くだろうし、一時的にしか聴かないものもあるだろう。ただ何となく知識的に増えるのは良いことかな、とも思うし。

 Brother Firetribeってプロジェクトバンドの2008年の2枚目の作品「Heart Full of Fire」。これがまた何で、ってぇとですね、Nightwishのギタリストのエンプさんが参加したプロジェクトで、このアルバムではタイトル曲「Heart Full of Fire」で何とアネット・オルゾンが歌っているというプチNightwishだったりするワケだ。もちろんNightwishの核であるツォーマスとマルコがいないからどこにもNightwishらしさはないんだけどね。それでもちょいとそうなのか?って思うじゃないですか。んで聴いてみるとこれがまた見事なまでに80年代風味のメロハーっつうかメロディのしっかりした快活な商業ハードロックやっててね、それでもやっぱヨーロッパ圏の人達だから様式美旋律と哀愁は持ってて、かなりハイレベルなサウンドを出してます。サイドプロジェクトにしては勿体無いレベルの普通にバンドとして活動できるレベルのメロハーだもん。

 エンプのギターがどうの、ってのは全然なくってこのボーカル、Levarageっつうバンドの人らしいけど知らん…フィンランドは面白いの出て来るよねぇ、ホント。産業ロックというと実に魂売った感があって好きになれないトコあるけど、メロハーってなると聴きやすくて良いじゃない?ってなるトコあるから面白い。キライじゃないんだろうね、こういうの。多分80年代風味ってのもちょいと心くすぐるしさ。ただ、どれも似たり寄ったりなので覚えきれないという弱点は多々ある(笑)。





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物心付いた時からロックが好きでいつぞや何でも聴き漁るようになり、多趣味な生活を過ごしているロックマニア。


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