目次2012年4月29日更新
Nightwish - Oceanborn
Nightwish - Oceanborn (1998)

Oceanborn
Angels Fall First
Lordiがユーロビジョン・ソング・コンテストの優勝をかっさらったのを見てNightwishの面々はやや悔しい思いをしたんじゃないかと勝手に想像するのだが、楽曲レベルの高さとか構成美や音楽的な位置付けで言えば間違いなくNightwishの方が圧倒的に高いだろうし、それが今でも人気のある秘訣なんだが、Nightwishはユーロビジョン・ソング・コンテストではフィンランド代表選の2位の座に甘んじたのみだったそうだ。そこだけ見ればLordiの方が世間的に大いに受け入れられたという結果になってるんだけど、まぁ、音楽性が違うから何とも言えないね。パフォーマーとしての姿はLordiの方が圧倒的に面白いのは事実だしな。そんな比較は全く無意味なんだけど、ユーロビジョン・ソング・コンテスト絡みってのはあまり知られてないので自分でもへぇ〜って思ってメモっておきました。
さて、フィンランドを代表するバンドと言えば今やNightwishじゃないの、ってことで、今回登場したのは1998年にリリースされた90年代メタルの救世主ともなった代表作のセカンドアルバム「Oceanborn」です。当時はもちろん興味無かったので聴いてなかったんだけど、こんなのが1998年暮れに出てきてたのか…。その頃自分は何を聴いてたかな…、あぁ、あのヘンか(笑)。ま、いいや。そんな頃にこんなオペラティックなパワーメタル…シンフォニックメタルで圧倒的な女性ボーカルのターヤが完成度の高い複雑なメタルを歌いこなしていたという「Oceanborn」は、多くの国やファンに好意的に受け入れられて人気急上昇となったようだ。今聴いたって、これだけの完成度の高さを誇るバンドはあまり類を見ないし、それは単に鍵盤奏者のツォーマスの才能が秀でていたからに違いないのだが、Nightwishはターヤの歌唱力とツォーマスの作曲能力の高さでトップに踊り出たバンドだったんだよなぁ。ま、歴史はそこから先もあるのだが、ひとまず「Oceanborn」を取り上げようじゃないか。
こんな作品ってこれまで聴いたことなかったもん。歌もだし曲の構成とかメタルでこんなの?とかそれにしては物凄く高尚なクラシック的ヨーロッパ的音楽だったワケで、ホント個性的。そして楽曲がまた充実していて捨て曲がないのもともかく、様々な実験を重ねているのも意欲的で、男女ボーカルの対比をターヤ相手にやってみたり、キャッチーな曲調とメタルとターヤのオペラが融合する…、そしてプログレにはならない範囲での複雑な曲構成とヘヴィメタルとしての進化、冷静に分析すればそんなお話だけど恐らく当時聴いたリスナーはぶっ飛んだんじゃないかな。こんな音あり?みたいな。だからゴシックメタルじゃないし、パワーメタルやシンフォニックと呼ばれるに相応しいんだけどターヤの歌だから嬢メタル扱いになってるのもある意味人気の幅を広げたのかもしれん。しかし、旋律の美しさやアレンジの美しさがヨーロッパ的に高尚に出ていて好感の持てるアルバム。これ以降ず〜っとそんな感じだけど、更にレベルアップしていくから末恐ろしいバンド。そんな実質的なファーストアルバムとも言える実際はセカンドアルバムの「Oceanborn」。ジャケットがどうにもセンス…何とかならんか?と思うけど主張はわかる。それにも増して何よりもこの楽曲群だ。今ではターヤもいないのでライブで演奏される曲はほぼ皆無になってしまったが、何せハイレベルな曲が羅列されている名盤。「Oceanborn」が名盤と呼ばれないのはさらなる名盤が続々と続いてしまってNightwishのレベルが高くなりすぎてしまったから。普通から見たらとんでもないクォリティなのは間違いないです。「Moondance」の民謡旋律がハマるのも才能ですね♪

Oceanborn
Angels Fall First Lordiがユーロビジョン・ソング・コンテストの優勝をかっさらったのを見てNightwishの面々はやや悔しい思いをしたんじゃないかと勝手に想像するのだが、楽曲レベルの高さとか構成美や音楽的な位置付けで言えば間違いなくNightwishの方が圧倒的に高いだろうし、それが今でも人気のある秘訣なんだが、Nightwishはユーロビジョン・ソング・コンテストではフィンランド代表選の2位の座に甘んじたのみだったそうだ。そこだけ見ればLordiの方が世間的に大いに受け入れられたという結果になってるんだけど、まぁ、音楽性が違うから何とも言えないね。パフォーマーとしての姿はLordiの方が圧倒的に面白いのは事実だしな。そんな比較は全く無意味なんだけど、ユーロビジョン・ソング・コンテスト絡みってのはあまり知られてないので自分でもへぇ〜って思ってメモっておきました。
さて、フィンランドを代表するバンドと言えば今やNightwishじゃないの、ってことで、今回登場したのは1998年にリリースされた90年代メタルの救世主ともなった代表作のセカンドアルバム「Oceanborn」です。当時はもちろん興味無かったので聴いてなかったんだけど、こんなのが1998年暮れに出てきてたのか…。その頃自分は何を聴いてたかな…、あぁ、あのヘンか(笑)。ま、いいや。そんな頃にこんなオペラティックなパワーメタル…シンフォニックメタルで圧倒的な女性ボーカルのターヤが完成度の高い複雑なメタルを歌いこなしていたという「Oceanborn」は、多くの国やファンに好意的に受け入れられて人気急上昇となったようだ。今聴いたって、これだけの完成度の高さを誇るバンドはあまり類を見ないし、それは単に鍵盤奏者のツォーマスの才能が秀でていたからに違いないのだが、Nightwishはターヤの歌唱力とツォーマスの作曲能力の高さでトップに踊り出たバンドだったんだよなぁ。ま、歴史はそこから先もあるのだが、ひとまず「Oceanborn」を取り上げようじゃないか。
こんな作品ってこれまで聴いたことなかったもん。歌もだし曲の構成とかメタルでこんなの?とかそれにしては物凄く高尚なクラシック的ヨーロッパ的音楽だったワケで、ホント個性的。そして楽曲がまた充実していて捨て曲がないのもともかく、様々な実験を重ねているのも意欲的で、男女ボーカルの対比をターヤ相手にやってみたり、キャッチーな曲調とメタルとターヤのオペラが融合する…、そしてプログレにはならない範囲での複雑な曲構成とヘヴィメタルとしての進化、冷静に分析すればそんなお話だけど恐らく当時聴いたリスナーはぶっ飛んだんじゃないかな。こんな音あり?みたいな。だからゴシックメタルじゃないし、パワーメタルやシンフォニックと呼ばれるに相応しいんだけどターヤの歌だから嬢メタル扱いになってるのもある意味人気の幅を広げたのかもしれん。しかし、旋律の美しさやアレンジの美しさがヨーロッパ的に高尚に出ていて好感の持てるアルバム。これ以降ず〜っとそんな感じだけど、更にレベルアップしていくから末恐ろしいバンド。そんな実質的なファーストアルバムとも言える実際はセカンドアルバムの「Oceanborn」。ジャケットがどうにもセンス…何とかならんか?と思うけど主張はわかる。それにも増して何よりもこの楽曲群だ。今ではターヤもいないのでライブで演奏される曲はほぼ皆無になってしまったが、何せハイレベルな曲が羅列されている名盤。「Oceanborn」が名盤と呼ばれないのはさらなる名盤が続々と続いてしまってNightwishのレベルが高くなりすぎてしまったから。普通から見たらとんでもないクォリティなのは間違いないです。「Moondance」の民謡旋律がハマるのも才能ですね♪
Lordi - Monsterican Dream
Lordi - Monsterican Dream (2004)

The Monsterican Dream
Get Heavy
フィンランド…、色々出てるけどストラトヴァリウスとかはあまり聴かなくて、かと言ってポップスを聴くもんでもないし、はて、何があったっけ?この流れでハノイってのもないし(笑)、あ、凄いお気に入りで最近すっかりと忘れていたバンドがあった、ってのが正直なところのLordi。いや、忘れていたワケじゃなくて…、前回のアルバム「ベイブズ・フォー・ブレックファースト」をリリースしてからドラマーのKitaが脱退してしまって、その後釜に元To/Die/ForのTonmi Lillmanが加入したんだけどいくつかライブをこなしただけで病気になってしまったのか、そのまま逝去されてですね、Lordiのドラマーってのが不在、不在っつうかさ、落胆率が大きかっただろうなと思うワケで、そこにあまり触れられなかったってのもあってさ、話題もあまり見なかったんだな。ところがつい先日ようやくLordiの新しいドラマーが決まりました、詳しくはコスチューム発表と共にもうちょっとお待ち下さいって感じで、そうかそうか、良かった、と思った次第。Mr.Lordiの執着的な怪物へのこだわり余りある才能をこのまま出さないのはあまりにも勿体無さすぎるので、まずはバンド再開を素直に喜んでいるのだ。…ってことで、じゃ、アルバム取り上げるかな、と思ったら自分も結構好きなのでかなり取り上げてしまっていて、まだのアルバムって何だ?と思ったらセカンドだった。
2004年にリリースされたLordiのセカンドアルバム「Monsterican Dream」は全Lordiのアルバムの中で最も聞く回数の少ない作品で、一般的にもそうなんだろうけど、割と評価されていないアルバムなのだ。まぁ、コレと言ったキャッチーな曲ってのが見当たらず、シングルカットされていないけど優れモノみたいな曲もさほど目立たず、どうしてもやや影に隠れがちなアルバムになってしまっているのだ。それでももちろん「My Heaven is Your Hell」なんつう人を喰った曲なんかでは特有のメランコリックメロディが炸裂していたりするので、フィンランド的には普通のバンドよりも全然レベルが高いのだが、しょうがない、Lordiに求めるものはさらなるキャッチーさとちょっとした本気のユーモアなんだから。しかし、こうして改めてまた「Monsterican Dream」を聴き直してみるとそんなに評価を下げるほどのものじゃないんじゃないか?確かにやや作りが荒くなっていたりする部分はある気がするけど、メロディメイカーとしてのLordiは健在だし、ちょっとトンガッた曲が少ないという程度のアルバムに聞こえるだけだ。うん、まぁ、そんなアルバムもあるさ。
それにしてもLordiってのはルックスで得も損もするバンドだろうな。このジャケットを並べていただけなら多くのウチのブログに来ている読者達はあまり手を出すとは思えない(笑)。が、音を聴くとほほぉ〜、80年代風なハードロックか…とかKiss的なトコロなんだ…とかメロディが妙に良いぞ、とかそんな音楽の本質に気づいてくれることだろう。別に宣伝したってファンが増えたって自分に何か益があるワケではないが…、あ、アフィリ以外は(笑)。そんな特性に気づくバンドだし、アルバムだし、世の中面白いモンだよ、ってことです♪

The Monsterican Dream
Get Heavy フィンランド…、色々出てるけどストラトヴァリウスとかはあまり聴かなくて、かと言ってポップスを聴くもんでもないし、はて、何があったっけ?この流れでハノイってのもないし(笑)、あ、凄いお気に入りで最近すっかりと忘れていたバンドがあった、ってのが正直なところのLordi。いや、忘れていたワケじゃなくて…、前回のアルバム「ベイブズ・フォー・ブレックファースト」をリリースしてからドラマーのKitaが脱退してしまって、その後釜に元To/Die/ForのTonmi Lillmanが加入したんだけどいくつかライブをこなしただけで病気になってしまったのか、そのまま逝去されてですね、Lordiのドラマーってのが不在、不在っつうかさ、落胆率が大きかっただろうなと思うワケで、そこにあまり触れられなかったってのもあってさ、話題もあまり見なかったんだな。ところがつい先日ようやくLordiの新しいドラマーが決まりました、詳しくはコスチューム発表と共にもうちょっとお待ち下さいって感じで、そうかそうか、良かった、と思った次第。Mr.Lordiの執着的な怪物へのこだわり余りある才能をこのまま出さないのはあまりにも勿体無さすぎるので、まずはバンド再開を素直に喜んでいるのだ。…ってことで、じゃ、アルバム取り上げるかな、と思ったら自分も結構好きなのでかなり取り上げてしまっていて、まだのアルバムって何だ?と思ったらセカンドだった。
2004年にリリースされたLordiのセカンドアルバム「Monsterican Dream」は全Lordiのアルバムの中で最も聞く回数の少ない作品で、一般的にもそうなんだろうけど、割と評価されていないアルバムなのだ。まぁ、コレと言ったキャッチーな曲ってのが見当たらず、シングルカットされていないけど優れモノみたいな曲もさほど目立たず、どうしてもやや影に隠れがちなアルバムになってしまっているのだ。それでももちろん「My Heaven is Your Hell」なんつう人を喰った曲なんかでは特有のメランコリックメロディが炸裂していたりするので、フィンランド的には普通のバンドよりも全然レベルが高いのだが、しょうがない、Lordiに求めるものはさらなるキャッチーさとちょっとした本気のユーモアなんだから。しかし、こうして改めてまた「Monsterican Dream」を聴き直してみるとそんなに評価を下げるほどのものじゃないんじゃないか?確かにやや作りが荒くなっていたりする部分はある気がするけど、メロディメイカーとしてのLordiは健在だし、ちょっとトンガッた曲が少ないという程度のアルバムに聞こえるだけだ。うん、まぁ、そんなアルバムもあるさ。
それにしてもLordiってのはルックスで得も損もするバンドだろうな。このジャケットを並べていただけなら多くのウチのブログに来ている読者達はあまり手を出すとは思えない(笑)。が、音を聴くとほほぉ〜、80年代風なハードロックか…とかKiss的なトコロなんだ…とかメロディが妙に良いぞ、とかそんな音楽の本質に気づいてくれることだろう。別に宣伝したってファンが増えたって自分に何か益があるワケではないが…、あ、アフィリ以外は(笑)。そんな特性に気づくバンドだし、アルバムだし、世の中面白いモンだよ、ってことです♪
Lullacry - Where Angels Fear
Lullacry - Where Angels Fear (2012)

フィンランドって面白いわ。音楽的にかなり注目している国で、古くはHanoi Rocksから知ってるワケだから…っても途中が丸ごと抜けてるので語れるほどは知らない。ただ、ここ最近のフィンランド産のバンドってのは好み的にジャンルや表現の違いはあれども好みなメロディ感は必ず持っていて、それは「メランコリック」という単語に表される要素なんだろうと思う。この「メランコリック」という単語が音楽的に用いられるのはフィンランドのバンドくらいのもので、補完ではまず聞くことのない単語だったりする。英国だとコケティッシュとかになるし、その他ヨーロッパ諸国ではそういったニュアンスの微妙な線のメロディってのはなくって、もうちっとはっきりしているし、ともすれば仰々しいくらいになるものだ。ややアンニュイな、という言い方もあるのだろうけど、やっぱ、この「メランコリック」というどこか「メリーゴランド」を思い出す単語の響きがまず好きだな…って話がまるで別の方向性に進んでいるのだが(笑)。
フィンランド産の嬢メタル…と思われたけど実は嬢ハードロックバンドだったというLullacryっつうバンドの7年ぶり5枚目の作品「Where Angels Fear」がちょいと前にリリースされていて、知ってはいたけどそこまで別に聴きこんでもいないし…って思いながらジャケットでやっぱり気になっていたのでようやく手を出した次第。オープニングから元気良い感じで、おぉ、やっぱLullacryはこういうハードロック調じゃなきゃな…なんて思って聴いていたら、どこか翳りがあって何か憂いを帯びているぞ?何で?もっとあっけらかんとしたハードロックの中にメランコリックさがあるバンドだったのに、これじゃ翳りのあるハードロックの中にメランコリックが…、あんまり存在していない単なるハードロックバンドじゃないか、と意気消沈。もちろんアルバムとしてリリースされているからそれなりのクオリティだし、そんなに絶望するものでもないけど、こういう方向性を選んだのかな?レーベルと揉めたりして7年もの歳月が経過してしまったことで、音楽に対する取り組み姿勢が変わったり音の好みが変わったりしたっつうのは十分に考えられるんだけどさ。まぁ、今の姿が「Where Angels Fear」というアルバムに集約されていますということならそういう音なのだろう。
元々はもっと明るい感じのHRだったんですが、今回の「Where Angels Fear」はジャケットに象徴されるように何かハジけたい感じもありながら重くはなくて暗さが出てしまってる作品。メロディのメランコリックさはほとんど皆無に等しくて、何かもがいているような感じの曲が多い。アレンジなどはしっかりと練られているし、アルバム全体としての出来映えも、悪くない、と言いたいけど、う〜ん、多分残らない作品だな。実際に他のところのレビューとか探してみたけどほとんど出てこないもん。皆書きたくならなかったのか、あえて蓋をしているのか、書きようがなかったのか…、正直に書いてしまっている本ブログが罪なのか(笑)、いや、それでもLullacryが好きなんだ、っていうファンはいるだろうし、絶望するほどのものではない。一つの過程として「Where Angels Fear」があるのだ、と思おう。しかし、4曲目の「Feel My Revenge」とかかなり絶望的な曲だぞ…、こういう方向に進むのか?

フィンランドって面白いわ。音楽的にかなり注目している国で、古くはHanoi Rocksから知ってるワケだから…っても途中が丸ごと抜けてるので語れるほどは知らない。ただ、ここ最近のフィンランド産のバンドってのは好み的にジャンルや表現の違いはあれども好みなメロディ感は必ず持っていて、それは「メランコリック」という単語に表される要素なんだろうと思う。この「メランコリック」という単語が音楽的に用いられるのはフィンランドのバンドくらいのもので、補完ではまず聞くことのない単語だったりする。英国だとコケティッシュとかになるし、その他ヨーロッパ諸国ではそういったニュアンスの微妙な線のメロディってのはなくって、もうちっとはっきりしているし、ともすれば仰々しいくらいになるものだ。ややアンニュイな、という言い方もあるのだろうけど、やっぱ、この「メランコリック」というどこか「メリーゴランド」を思い出す単語の響きがまず好きだな…って話がまるで別の方向性に進んでいるのだが(笑)。
フィンランド産の嬢メタル…と思われたけど実は嬢ハードロックバンドだったというLullacryっつうバンドの7年ぶり5枚目の作品「Where Angels Fear」がちょいと前にリリースされていて、知ってはいたけどそこまで別に聴きこんでもいないし…って思いながらジャケットでやっぱり気になっていたのでようやく手を出した次第。オープニングから元気良い感じで、おぉ、やっぱLullacryはこういうハードロック調じゃなきゃな…なんて思って聴いていたら、どこか翳りがあって何か憂いを帯びているぞ?何で?もっとあっけらかんとしたハードロックの中にメランコリックさがあるバンドだったのに、これじゃ翳りのあるハードロックの中にメランコリックが…、あんまり存在していない単なるハードロックバンドじゃないか、と意気消沈。もちろんアルバムとしてリリースされているからそれなりのクオリティだし、そんなに絶望するものでもないけど、こういう方向性を選んだのかな?レーベルと揉めたりして7年もの歳月が経過してしまったことで、音楽に対する取り組み姿勢が変わったり音の好みが変わったりしたっつうのは十分に考えられるんだけどさ。まぁ、今の姿が「Where Angels Fear」というアルバムに集約されていますということならそういう音なのだろう。
元々はもっと明るい感じのHRだったんですが、今回の「Where Angels Fear」はジャケットに象徴されるように何かハジけたい感じもありながら重くはなくて暗さが出てしまってる作品。メロディのメランコリックさはほとんど皆無に等しくて、何かもがいているような感じの曲が多い。アレンジなどはしっかりと練られているし、アルバム全体としての出来映えも、悪くない、と言いたいけど、う〜ん、多分残らない作品だな。実際に他のところのレビューとか探してみたけどほとんど出てこないもん。皆書きたくならなかったのか、あえて蓋をしているのか、書きようがなかったのか…、正直に書いてしまっている本ブログが罪なのか(笑)、いや、それでもLullacryが好きなんだ、っていうファンはいるだろうし、絶望するほどのものではない。一つの過程として「Where Angels Fear」があるのだ、と思おう。しかし、4曲目の「Feel My Revenge」とかかなり絶望的な曲だぞ…、こういう方向に進むのか?
H.I.M - Dark Light
H.I.M - Dark Light (2005)

Dark Light
Digital Versatile Doom
折角To/Die/Forを聴く機会に恵まれたのでついでにその元祖とも言えるH.I.M.にも手を出してみるかと、多分10年近くぶりに聴くことにした。もちろん自分が聴いたのはこういう世界があるっていう前提を知らない頃だったのでまるで受け付けなかったワケだが、さすがにそれから様々な事を知ることになって、今の自分の耳で聴いてみたら果たしてどうなんだろ?っていう興味もあったし、自分が知っていた時よりも後に出たアルバムでアメリカ進出してある程度知名度をアップさせていったってことなので、多分楽曲レベルも上がっているんだろうという予想もあったんで、うん、まぁ、良い機会じゃないですか。
ってことで2005年にリリースされたH.I.M.の5枚目の作品、そしてアメリカでのデビュー・アルバムとなったらしい「ダーク・ライト」という作品。丁度この前の4枚目で「ラヴ・メタル」というアルバムをリリースして「ラヴ・メタル」というカテゴリに自らを置いて進出を図っていたようだが、それはともかくながら、正直今でも自分の好みの中にゴシック・メタルの男ボーカル盤ってのはほとんど入ってこなくて、あったとしてもParadise Lostくらいでさ、他のはどんだけゴシックであっても嬢メタルじゃないとあんまり聴かないんで、そもそもゴシック・メタルというジャンルに属するであろうH.I.M.の世界ってどうかな〜という楽しみはあった。ただ、アレコレ紐解いてみるとこの「ダーク・ライト」というアルバムはさすがにアメリカ進出アルバムなだけあってそれまでのバンドの方向性と世界観に加えてよりいっそうポップ感を出した名盤って反応が多くて、結構な評価をされている感じだったので、良いかな、と。
そしたらさ、この「ダーク・ライト」って…、凄いな。こんだけゴシック的なくせに暗くなくて陰鬱でもなくて、やや翳りがある程度に仕上げていて、恐ろしくキャッチーなメロディと聴きやすい歪んだギターを配してて、メタル感はほとんどなくてハードロック感っつうか流れる感が強い。それでも多分格好とかイメージはゴシックなままだろうから、ゴシックメタルのキャッチー盤として捉えられるのだろうが、これはもうアメリカンハードロックに対するフィンランドハードロックとして良い好対照なアルバムというか音と言うか、よく出来てる。凄く聴きやすいし、名盤と言われるのもよくわかる。しっかりとヨーロッパ的な要素は入れてあるし、なるほど…素晴らしい。ボーカルの声質に抵抗なければこういう音ってウケるだろうなぁ。しっかりと美しいしさ。非の打ち所のないアルバムかもしれない、うん。
自分が好きかどうか?う〜ん、ちょっと軟弱すぎるか(笑)?いや、そんなことないんだろうけど、なんか…、何かが足りないっつうか違うっつうか、出来過ぎてるっつうか、歌謡曲すぎるっつうか…、わからん。キライじゃないけど好んで聴くほどの何かがあるわけでもない気がする。多分、出てくる音のポリシーが受け付けないんだと思う(笑)。あ、作品的には凄くハイレベルで、十分に世界制覇できるハズの音だと思います、自分が天邪鬼なだけで…。

Dark Light
Digital Versatile Doom折角To/Die/Forを聴く機会に恵まれたのでついでにその元祖とも言えるH.I.M.にも手を出してみるかと、多分10年近くぶりに聴くことにした。もちろん自分が聴いたのはこういう世界があるっていう前提を知らない頃だったのでまるで受け付けなかったワケだが、さすがにそれから様々な事を知ることになって、今の自分の耳で聴いてみたら果たしてどうなんだろ?っていう興味もあったし、自分が知っていた時よりも後に出たアルバムでアメリカ進出してある程度知名度をアップさせていったってことなので、多分楽曲レベルも上がっているんだろうという予想もあったんで、うん、まぁ、良い機会じゃないですか。
ってことで2005年にリリースされたH.I.M.の5枚目の作品、そしてアメリカでのデビュー・アルバムとなったらしい「ダーク・ライト」という作品。丁度この前の4枚目で「ラヴ・メタル」というアルバムをリリースして「ラヴ・メタル」というカテゴリに自らを置いて進出を図っていたようだが、それはともかくながら、正直今でも自分の好みの中にゴシック・メタルの男ボーカル盤ってのはほとんど入ってこなくて、あったとしてもParadise Lostくらいでさ、他のはどんだけゴシックであっても嬢メタルじゃないとあんまり聴かないんで、そもそもゴシック・メタルというジャンルに属するであろうH.I.M.の世界ってどうかな〜という楽しみはあった。ただ、アレコレ紐解いてみるとこの「ダーク・ライト」というアルバムはさすがにアメリカ進出アルバムなだけあってそれまでのバンドの方向性と世界観に加えてよりいっそうポップ感を出した名盤って反応が多くて、結構な評価をされている感じだったので、良いかな、と。
そしたらさ、この「ダーク・ライト」って…、凄いな。こんだけゴシック的なくせに暗くなくて陰鬱でもなくて、やや翳りがある程度に仕上げていて、恐ろしくキャッチーなメロディと聴きやすい歪んだギターを配してて、メタル感はほとんどなくてハードロック感っつうか流れる感が強い。それでも多分格好とかイメージはゴシックなままだろうから、ゴシックメタルのキャッチー盤として捉えられるのだろうが、これはもうアメリカンハードロックに対するフィンランドハードロックとして良い好対照なアルバムというか音と言うか、よく出来てる。凄く聴きやすいし、名盤と言われるのもよくわかる。しっかりとヨーロッパ的な要素は入れてあるし、なるほど…素晴らしい。ボーカルの声質に抵抗なければこういう音ってウケるだろうなぁ。しっかりと美しいしさ。非の打ち所のないアルバムかもしれない、うん。
自分が好きかどうか?う〜ん、ちょっと軟弱すぎるか(笑)?いや、そんなことないんだろうけど、なんか…、何かが足りないっつうか違うっつうか、出来過ぎてるっつうか、歌謡曲すぎるっつうか…、わからん。キライじゃないけど好んで聴くほどの何かがあるわけでもない気がする。多分、出てくる音のポリシーが受け付けないんだと思う(笑)。あ、作品的には凄くハイレベルで、十分に世界制覇できるハズの音だと思います、自分が天邪鬼なだけで…。
Halestorm - Strange Case of Halestorm
Halestorm - Strange Case of Halestorm (2012)

The Strange Case of
Halestorm (Bonus Track Version)
巷で評判がよろしいとの報を聴いたので、自分的アンテナにも引っ掛けておかないと…なんて思って聴いてみましたヘイルストーム。ファーストアルバム「Halestorm」が出た時に何かで話題になってウチのブログでも取り上げていたようだが、結構評判よろしいみたいじゃないですか(笑)。自分で書きながら中味の音はそんなに記憶してないんだけどねぇ、バンド名とアメリカってのと図太い女性ボーカルってのは記憶にある。音は80年代風で結構ポップさも持ってたかな?なんて曖昧な記憶ではあったんだけど、まぁとりあえずセカンドアルバム「ストレンジ・ケイス」をリリースしたところなので評判も良いし聴いてみましょうと。
2012年「ストレンジ・ケイス」、セカンドアルバム、バンド那覇Halestormっつうアメリカのバンド、ハードロックだな。ボーカルが女の子なんだけど弟と一緒にバンドやってるみたいで、お姉さんなワケだが、これがまたほんとに太い声で野性味のあるボーカルスタイルなのでちょっと個性的。ハイトーンとかじゃなくて、野性的な歌い方で、バックはもちろんハードロックで古臭いスタイルのギターソロ入りな展開、特にクラシカルだったりヘンな展開だったりってのはなくてストレートに押してくるサウンド。今でもこういう王道ハードロックって通じるんだなっつうくらい古臭い(笑)。ただ、歌がお姉ちゃんで女らしく歌ってないっつうところで結構新しいかも。そしてバラードチックな歌では持ち前の太い声室を生かした熱唱バッチリのロック姉さんな歌なのでシングルカットしたらソロで売れそう。曲がどうのとかってよりも、音圧とパワーで圧巻なバンドだね、Halestorm。このセカンドアルバム「ストレンジ・ケイス」できっちりと方向性を示したので、今後楽しみだな。ボン・ジョビ、エアロスミス路線に行くと見たが(笑)。
アルバム全体はそんな感じだけどもうひとつ話題になっているのは各種カバー曲の迫力のようで…、オリジナルなアルバムの評価よりもそっちのカバーの出来映えの方が世間的には聴きやすくてHalestormの名前を覚えるにはラクなようで(笑)、日本盤にはスキッド・ロウ、レディ・ガガ、ハートやビートルズのカバーが迫力のハードロックチューンとして入っている。自分はあんまりピンと来てないけど結構な迫力を感じる人も多いようで、Halestormの底力を評価している感じ。アメリカ盤などでは普通にボーナストラックとしてオリジナルな楽曲が3曲くらい入っているみたいで、そっちと共に欲しいな〜って人はやっぱ両方買うってことか?罪作りな売り方だよな…なんて。ま、今の時代それくらいしてもどこかのサイトから持ってくるとかYouTubeで聴くってだけだから良いのかもしれんな。そういうのがあるよ、っていう話題だけ提供しておけばね。そんなことで、Halestorm、もしかしたらアメリカのハードロックとポップス界を橋渡しする存在になっていくかもしれません。

The Strange Case of
Halestorm (Bonus Track Version)巷で評判がよろしいとの報を聴いたので、自分的アンテナにも引っ掛けておかないと…なんて思って聴いてみましたヘイルストーム。ファーストアルバム「Halestorm」が出た時に何かで話題になってウチのブログでも取り上げていたようだが、結構評判よろしいみたいじゃないですか(笑)。自分で書きながら中味の音はそんなに記憶してないんだけどねぇ、バンド名とアメリカってのと図太い女性ボーカルってのは記憶にある。音は80年代風で結構ポップさも持ってたかな?なんて曖昧な記憶ではあったんだけど、まぁとりあえずセカンドアルバム「ストレンジ・ケイス」をリリースしたところなので評判も良いし聴いてみましょうと。
2012年「ストレンジ・ケイス」、セカンドアルバム、バンド那覇Halestormっつうアメリカのバンド、ハードロックだな。ボーカルが女の子なんだけど弟と一緒にバンドやってるみたいで、お姉さんなワケだが、これがまたほんとに太い声で野性味のあるボーカルスタイルなのでちょっと個性的。ハイトーンとかじゃなくて、野性的な歌い方で、バックはもちろんハードロックで古臭いスタイルのギターソロ入りな展開、特にクラシカルだったりヘンな展開だったりってのはなくてストレートに押してくるサウンド。今でもこういう王道ハードロックって通じるんだなっつうくらい古臭い(笑)。ただ、歌がお姉ちゃんで女らしく歌ってないっつうところで結構新しいかも。そしてバラードチックな歌では持ち前の太い声室を生かした熱唱バッチリのロック姉さんな歌なのでシングルカットしたらソロで売れそう。曲がどうのとかってよりも、音圧とパワーで圧巻なバンドだね、Halestorm。このセカンドアルバム「ストレンジ・ケイス」できっちりと方向性を示したので、今後楽しみだな。ボン・ジョビ、エアロスミス路線に行くと見たが(笑)。
アルバム全体はそんな感じだけどもうひとつ話題になっているのは各種カバー曲の迫力のようで…、オリジナルなアルバムの評価よりもそっちのカバーの出来映えの方が世間的には聴きやすくてHalestormの名前を覚えるにはラクなようで(笑)、日本盤にはスキッド・ロウ、レディ・ガガ、ハートやビートルズのカバーが迫力のハードロックチューンとして入っている。自分はあんまりピンと来てないけど結構な迫力を感じる人も多いようで、Halestormの底力を評価している感じ。アメリカ盤などでは普通にボーナストラックとしてオリジナルな楽曲が3曲くらい入っているみたいで、そっちと共に欲しいな〜って人はやっぱ両方買うってことか?罪作りな売り方だよな…なんて。ま、今の時代それくらいしてもどこかのサイトから持ってくるとかYouTubeで聴くってだけだから良いのかもしれんな。そういうのがあるよ、っていう話題だけ提供しておけばね。そんなことで、Halestorm、もしかしたらアメリカのハードロックとポップス界を橋渡しする存在になっていくかもしれません。
To/Die/For - Jaded
To/Die/For - Jaded (2003)

サムサラ
まぁ、長々と音楽を聴く世界にいるとシーンの移り変わりや流行なんかもそりゃもちろん肌で感じるし、バンド名や人の名前なんてのもそれなりに耳にしたりすることもあるけど、カテゴリとかジャンル名ってのは割と認識してなかったな。古くてさ、ヘヴィメタルだって言ったらどれもこれもがヘビメタなんで、それしかないワケよ。ロックだ、ってのと同じ広義の意味になっているとは露知らず、です(笑)。それが実に広義の意味で使われるジャンル名だってことで紐解いてみればなんか色々なカテゴリがそこに存在していてよくわからんかった。ま、それんなの気にもしないで聴いてはいたけど、一時期メタルは全然聴かなかったので抜けてる。そこに懐かしいメタル陣が戻ってきたり復帰したりして自分の中でもなんか聴き直す機会も増えて今のシーンにも手を出し始めてみる。そこで一番の衝撃だったのがゴシック・メタルという世界。なんかねぇ、あるべき姿とあるはずのない姿が交錯している音でさ、それが面白かった。そんでゴシック・メタルってどんなん?って色々なバンドの名を探しては聴く、みたいなことをしていくんだけど、最初に嬢メタルじゃないとダメだ、ってのがあったから男モノってまるで通らなかったんだよね。ただ、まぁ、そういうの漁ってればどうしたって近しいものは入ってくるワケで、Paradise Lostなんてのは英国だったからってのもあって、さっさとライブラリに入ってきたし。一方でやっぱりメランコリックな旋律と言えばフィンランドだろってのもわかってきて、目を向けてみると山のようにバンドがあってさ。面倒だからハノイ・ロックスだけでいいや、なんて思うんだが、その時にハズしたのがHIMのラブメタルっつう世界観(笑)。今聴けばまぁ、良いのかもしれないが、ちょいとギャップがありすぎた。んで、一方で聴けなかったのがTo/Die/Forというバンドで、半ば伝説的みたいに取り上げられていたんだけどその時に手に入らなくてそのまま。そこから嬢メタル方面徹底になったのでTo/Die/Forを聴く機会がなかったんだな。それがひょんなことでTwitterフォロワーさんからTo/Die/Forの作品なら何が良い?と教えてもらったのが「ジェイデッド」で、そうか、と昔の思いを復帰させて聴いてみました。フォロワーさん曰く「どのアルバムも名盤だけどやっぱり「ジェイデッド」です」ってことだったので。
2003年にリリースされた3枚目のアルバム「ジェイデッド」で、先ほどのHIMじゃないけど基本的に「Love & death」をテーマとしたアルバムっぽい、ま、いいんだけどさ、もうフィンランドのそういうのには慣れてるから(笑)。最近かなぁ、こういう「愛」とか「Love」の意味がわかってきたの。ロック的にはあんまりこう表に出すもんじゃないだろ、っていう言葉だったしさ。「愛」なら「恋」を使え、みたいなさ(笑)。アメリカもんをあまり聴かないからそういうのが直接出てこないの多いからかな。ま、とにかく最近です、その「愛」って言葉をなるほど、と思ったのは。そんな今、To/Die/Forの「ジェイデッド」を聴くと、アホみたいだけど、このナルシスト的な音と歌とメロディの中に光る「愛」ってわかるな…って(笑)。何か話が逸れていったけど、いつも聴きながらブログ書いてるんだけどさ、好調なんだよね、文章が。それだけこのTo/Die/Forの「ジェイデッド」ってアルバムが面白いワケさ。よくやるわ、このメロメロさ…と思うのと、何かそこにハマってる自分がいて、やっぱ憂いのあるのが好きなんだ、自分、なんて思いながら。
実はTo/Die/Forの「ジェイデッド」をフォロワーさんに教えてもらってから何度か聴いてたんです。んで、その内ブログ書こう、って思ってたんだけど、イマイチのめり込めなくて、そんなに良いかな〜ってのあったんだよね。まぁ、夜中に小さな音で聴いてたのがいけなかったんだろうけど、3回くらい聴いたのかな?まぁ、集中してではなかったんだけど。そんで感触を試してて、こういう音なんだ…って感じ。そんでこないだ結構大きめにゆったりと聴いてみたんだよ「ジェイデッド」を。そしたらさ、何か「愛」と「死」の世界がわかった(笑)。このボーカルさん、ここまで悲痛に歌わなくても良いのに、とか作品にのめり込むというよりもバンドのやっているドラマに魅せられたという方が正しい。そしてそのドラマを如何に聴かせるかってところが思い切りポップでキャッチーなメロディーと作りこまれたバンドの音世界かなと。その辺の実験は凄く進んでいる感じで、通にウケるのはそのバックの音の作り込み具合っつうか、凝り方だろうな。それと構成・構築美と実はギターの美しさなんかもある。いや、わかってきましたよ、To/Die/Forの面白さ。ただコレさぁ、人と一緒にいいよなぁ〜とは聴けないな(笑)。一人で昇天して楽しむ音楽の類いなことはまちがいない。はて、次はどのアルバム聴こうかな。新作「Samsara」もリリースされたばかりだし、かなり楽しみなバンドです♪

サムサラまぁ、長々と音楽を聴く世界にいるとシーンの移り変わりや流行なんかもそりゃもちろん肌で感じるし、バンド名や人の名前なんてのもそれなりに耳にしたりすることもあるけど、カテゴリとかジャンル名ってのは割と認識してなかったな。古くてさ、ヘヴィメタルだって言ったらどれもこれもがヘビメタなんで、それしかないワケよ。ロックだ、ってのと同じ広義の意味になっているとは露知らず、です(笑)。それが実に広義の意味で使われるジャンル名だってことで紐解いてみればなんか色々なカテゴリがそこに存在していてよくわからんかった。ま、それんなの気にもしないで聴いてはいたけど、一時期メタルは全然聴かなかったので抜けてる。そこに懐かしいメタル陣が戻ってきたり復帰したりして自分の中でもなんか聴き直す機会も増えて今のシーンにも手を出し始めてみる。そこで一番の衝撃だったのがゴシック・メタルという世界。なんかねぇ、あるべき姿とあるはずのない姿が交錯している音でさ、それが面白かった。そんでゴシック・メタルってどんなん?って色々なバンドの名を探しては聴く、みたいなことをしていくんだけど、最初に嬢メタルじゃないとダメだ、ってのがあったから男モノってまるで通らなかったんだよね。ただ、まぁ、そういうの漁ってればどうしたって近しいものは入ってくるワケで、Paradise Lostなんてのは英国だったからってのもあって、さっさとライブラリに入ってきたし。一方でやっぱりメランコリックな旋律と言えばフィンランドだろってのもわかってきて、目を向けてみると山のようにバンドがあってさ。面倒だからハノイ・ロックスだけでいいや、なんて思うんだが、その時にハズしたのがHIMのラブメタルっつう世界観(笑)。今聴けばまぁ、良いのかもしれないが、ちょいとギャップがありすぎた。んで、一方で聴けなかったのがTo/Die/Forというバンドで、半ば伝説的みたいに取り上げられていたんだけどその時に手に入らなくてそのまま。そこから嬢メタル方面徹底になったのでTo/Die/Forを聴く機会がなかったんだな。それがひょんなことでTwitterフォロワーさんからTo/Die/Forの作品なら何が良い?と教えてもらったのが「ジェイデッド」で、そうか、と昔の思いを復帰させて聴いてみました。フォロワーさん曰く「どのアルバムも名盤だけどやっぱり「ジェイデッド」です」ってことだったので。
2003年にリリースされた3枚目のアルバム「ジェイデッド」で、先ほどのHIMじゃないけど基本的に「Love & death」をテーマとしたアルバムっぽい、ま、いいんだけどさ、もうフィンランドのそういうのには慣れてるから(笑)。最近かなぁ、こういう「愛」とか「Love」の意味がわかってきたの。ロック的にはあんまりこう表に出すもんじゃないだろ、っていう言葉だったしさ。「愛」なら「恋」を使え、みたいなさ(笑)。アメリカもんをあまり聴かないからそういうのが直接出てこないの多いからかな。ま、とにかく最近です、その「愛」って言葉をなるほど、と思ったのは。そんな今、To/Die/Forの「ジェイデッド」を聴くと、アホみたいだけど、このナルシスト的な音と歌とメロディの中に光る「愛」ってわかるな…って(笑)。何か話が逸れていったけど、いつも聴きながらブログ書いてるんだけどさ、好調なんだよね、文章が。それだけこのTo/Die/Forの「ジェイデッド」ってアルバムが面白いワケさ。よくやるわ、このメロメロさ…と思うのと、何かそこにハマってる自分がいて、やっぱ憂いのあるのが好きなんだ、自分、なんて思いながら。
実はTo/Die/Forの「ジェイデッド」をフォロワーさんに教えてもらってから何度か聴いてたんです。んで、その内ブログ書こう、って思ってたんだけど、イマイチのめり込めなくて、そんなに良いかな〜ってのあったんだよね。まぁ、夜中に小さな音で聴いてたのがいけなかったんだろうけど、3回くらい聴いたのかな?まぁ、集中してではなかったんだけど。そんで感触を試してて、こういう音なんだ…って感じ。そんでこないだ結構大きめにゆったりと聴いてみたんだよ「ジェイデッド」を。そしたらさ、何か「愛」と「死」の世界がわかった(笑)。このボーカルさん、ここまで悲痛に歌わなくても良いのに、とか作品にのめり込むというよりもバンドのやっているドラマに魅せられたという方が正しい。そしてそのドラマを如何に聴かせるかってところが思い切りポップでキャッチーなメロディーと作りこまれたバンドの音世界かなと。その辺の実験は凄く進んでいる感じで、通にウケるのはそのバックの音の作り込み具合っつうか、凝り方だろうな。それと構成・構築美と実はギターの美しさなんかもある。いや、わかってきましたよ、To/Die/Forの面白さ。ただコレさぁ、人と一緒にいいよなぁ〜とは聴けないな(笑)。一人で昇天して楽しむ音楽の類いなことはまちがいない。はて、次はどのアルバム聴こうかな。新作「Samsara」もリリースされたばかりだし、かなり楽しみなバンドです♪





